上記のお悩みにお答えします。
歌声がこもると、以下のようなデメリットが
生まれてきます。
- 何を言っているのか分かりずらい。
- 歌声のボリュームが小さい。
- 表現の幅が狭まる。
表現の一つとして声をこもらせる場合もありますが
こもった声しか出せない人は要注意。
歌声のボリュームが小さいことで、自分の歌声を
モニタリングしにくく、大きい声を出そうとして
力んで喉を潰してしまうこともあります。
筆者
歌声だけでなく、普段話す時の声も通りやすくなる
内容をお伝えしていきますね。
この記事を書いているのはどんな人?
筆者
大きく通りやすい声を出すのが得意です。
居酒屋で店員さんを呼ぶのも楽勝です。
そんな僕があなたの歌声のこもりを解消します。
本記事の内容
本記事ではこもる歌声を解消する
5つのポイントをお伝えします。
1つでも改善できれば通りやすい声を作ることに
近づけるので、チェックしてみてくださいね。
時間の無い方はボイスブログをご活用ください。
以下のリンク先では、本記事の内容を音声で解説しています。
テキストを読む時間の無い方は、ぜひ「ながら聴き」にご活用ください!!
本記事と合わせてインプットしてもらうと、より理解が深まります。
歌声がこもる人の通りやすい声の作り方
こもる歌声の解消、通りやすい声を作るために
押さえるべきポイントは以下の通りです。
- 声を前に出す意識を持つ。
- ブレスをしっかりと取る。
- 口を大きく開く。
- 表情を豊かにする。
- 舌の筋肉を鍛える。
これらのポイントを意識するだけで
抜ける歌声を作ることが可能です。
筆者
声を前に出す意識を持つ
歌声がこもる人は自分が思っているよりも
うつむいて声を出しがちです。
まずは顔を上げて前に声を発声する
意識を持ちましょう。
- 腕を真っ直ぐ前に突き出す。
- 握り拳を作る。
- 握り拳に向かって歌う。
こうすることで自然と顔が上がり
目線も前に向きます。
例えばマイクを使って歌う場合は
マイクに向かって声を出すのではなく
前に突き出した拳に向かって歌いましょう。
筆者
歌はメンタルが大きく影響します。
「声を前に発声しよう!」という気持ちが
あるだけで大きく歌声は変化します。
顔を上げて、目線を前に向けると
口内の響きも感じ取れるようになります。
響きを感じ取り、コントロールすることができれば
大きく通る声を出すことは簡単です。
筆者
こもった歌声を治すために
まずやるべき改善ポイントです。
ブレスをしっかりと取る
ブレス = 息継ぎのことです。
歌が苦手な人はしっかりと息を吸うことを
忘れてしまいがちです。
息の「スー」「サー」といったザラついた音の成分を
声に含ませることで、歌声の音色を明るく通りやすく
することができます。
筆者
「ここ歌いづらいなぁ。」と感じる箇所では
ブレスを取ることで乗り越えられる場合も多いですよ。
腹式呼吸は簡単です。マスターしておこう!
ブレスをする時は腹式呼吸で行うようにしましょう。
以下の記事では腹式呼吸で歌うための全てを
アウトプットしてあります。
合わせて読んでみてください!
⬇︎
口を大きく開く
大きく通りやすい声を作るためには
響きを利用することが必要不可欠です。
喉(声帯)部分だけを意識した発声は
くぐもった声になる原因になります。
声帯から発せられた響きを、口を大きく開き
拡声させてあげましょう。
口を大きく開くときの注意点
何気なく口を大きく開くだけでは、
実は口の奥(喉)は締まってしまいます。
これでは声帯で作り出された声が口の中まで
届いてくれません。
口を開くと同時に、口の奥も開くようにしましょう。
やり方は以下の通りです。
口を開いてあくびをすると、喉仏が下がるのが分かります。
この状態が喉が開いた状態になります。
これをなるべくキープしながら歌うようにしましょう。
妨げないイメージを持つことが大切です。
表情を豊かにする
声がこもる人は表情や体が固いです。
歌っている際に動いているのが口元だけな人は
以下のような表情や表現の変化を試しましょう。
- 笑う(微笑む、ニヤつく)
- 目を見開く&閉じる
- 酸っぱい顔(こめかみを引き上げる)
- 横(斜め)を向く
- 足でリズムをとる
表情や体の表現を少し変えてみるだけで
喉だけを使う意識がなくなり、体全体で
歌う意識を持つことが可能です。
舌の筋肉を鍛える
舌に無駄な力みが入っていたり、
ベタっと下顎に張り付いていませんか?
これだと滑舌が悪くなり
声がこもって聴こえる原因になります。
舌のトレーニングは以下の手順で行いましょう。
- 下を前に突き出す。
- 舌先を上下左右に向ける。
- 口を閉じて舌を回す。
- 「ラ・タ・ナ・カ」行を発音する。
①下を前に突き出す
口を大きく開けて、下を前に突き出します。
この時に唇や歯に舌が当たらないように
注意してください。
この状態を30秒間キープしましょう。
②舌先を上下左右に向ける
手順①で突き出した下先を上下左右に向けます。
筆者
これによって舌の根本の筋肉が鍛えられて
口の中でベタっと舌が寝ないようになります。
③口の中で下を回す
口を閉じて下を回します。
口の中で頬をなぞるように大きく回しましょう。
左向きに10回、右向きに10回行い
舌の柔軟性を高めましょう。
④「ラ・タ・ナ・カ」行を発音する
舌をよく使う行を繰り返し発音しましょう。
- ラリルレロ
- ラララララ
- ラリラリラリラリ
- ラチラタラツラテラト
ラリルレロ、タチツテトと頭から順に発音したり
ララララと同音を繰り返したり、行を複合させて
発音してみましょう。
繰り返す目安としては舌が疲れるまでです。
筆者
舌が発声の妨げにならないように
強く、柔軟な舌を作っていきましょう。
まとめ: とはいえ歌声がこもるのは悪いことじゃない
今回は歌声がこもる人向けに
通る声の作り方を解説しました。
その方法は以下の通りです。
- 声を前に出す意識を持つ。
- ブレスをしっかりと取る。
- 口を大きく開く。
- 表情を豊かにする。
- 舌の筋肉を鍛える。
これらの5つのポイントを見直すだけで
通りやすい抜ける声を作ることが可能です。
とはいえ、こもる声が絶対に悪いわけでは
ありません。
こもる声が魅力的に聴こえるメロディーや
表現は必ずあるので、一つの手法として
こもる声も大事にしてくださいね。
筆者
新たな自分を構築するための一つの方法として
参考にしてもらえると嬉しいです。
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