ビブラートをかけて歌うコツは日常生活の中にある【簡単なやり方と練習方法を解説】

ビブラートのやり方が知りたい!!

上記の方にオススメの記事になります。

この記事を読むことでビブラートをかけて歌うコツが理解できます!!

 

ビブラートというと苦手意識が強い方も多いと思いますが、そんなに難しいことではありません。

本記事通りにやってみると、意外と簡単に発声できる方も多いと思うので、ぜひ参考にしてください!!

 

記事を読む時間がない方へ「ながら聴き」用のボイスブログを用意しました。

筆者

テキストを読むのが苦手!!テキストを読む時間がない!!そんな方はご活用ください。

⬇︎

ボイスブログ【ビブラートの出し方】

本記事と合わせてお聴きいただくと、より理解が深まります。

 

それでは始めていきましょう!!

 

ビブラートをかけて歌うコツは日常生活の中にある【簡単なやり方と練習方法を解説】

ビブラートをかけて歌うコツは日常生活の中にある【簡単なやり方と練習方法を解説】

 

ビブラートとは、声を震わせる歌唱テクニックのことです。

基本的にフレーズの終わりに使うことが多いですが、ビブラートを使うことで感情の表現力が豊かになり、聴く人を飽きさせず「グッとくる」効果をもたらしてくれます。

 

ビブラートには大きく分けて3つのパターンが存在します。

  1. 小刻みなビブラート
  2. スタンダードなビブラート
  3. 大きなビブラート

今回は②のスタンダードなビブラートの出し方を出来るようになりましょう。

 

スタンダードなビブラートが出せれば、小刻みなビブラート大きなビブラートの出し方も自然と身に付きます。

 

筆者

標準的で難易度の低いビブラートをマスターしましょう!!

 

ビブラートで歌うためのコツは以下の5つです。

  • 言葉を素早く言い直す。
  • 感情を込めて発声する。
  • アゴや舌を使わない。
  • 腹式呼吸で横隔膜を使う。
  • 母音を意識して揺らす。

この5点のポイントを押さえれば、ビブラートは絶対できます!!

 

ビブラートを出すコツ① : 言葉を素早く言い直す

ビブラートは言葉を素早く言い直すことで、出すことができます。

まずは「あーあ。」という風に、「あ」を言い直してみてください。

次に「あ」を切れないように何度も繋げ、徐々にスピードアップすることで、ビブラートになっていきます。

 

こんな感じです。

⬇︎

最初は余裕のある声量と音程で試してみましょう。

 

声にビブラートがかかる感覚を掴めたら、徐々に音程を上げて声量も大きくしていってみてください。

 

ビブラートを出すコツ② : 感情を込めて発声する

例えばあなたは友達との会話で共感した時に、「あぁあぁあぁ!!分かる分かる!!」みたいな喋り方をしませんか?

こういった発声を日常的にする人は歌の中でもビブラートがかかりやすいです。

 

重要
「あぁあぁあぁ!!」と素早く感嘆する部分は、すでにビブラートです。

 

無感情のまま、ただ声を震わせると考えてビブラートをかけようとするのではなく、日常会話の時の喋り方をイメージして感情を込めつつトライしてみてください。

 

筆者

多くの人はすでにビブラートを使ったことがあるんです!!

 

例えば「いつかまた〜♪」というフレーズの最後にビブラートをかける場合、いつかまた〜あぁあぁあぁ〜分かる分かる!!といった感じでからビブラート、そして会話に繋がっていくイメージを持つとスムーズに歌の中でビブラートがかかっていきやすいです。

 

ビブラートを出すコツ③ : アゴや舌を使わない

ビブラートをかける時にアゴを動かしたり、舌を無理に使わないようにしましょう。

スタンダードなビブラートをかける時は、口の中は大きく空洞を作るように開き、舌は動かさないよう心がけてください。

 

筆者

アゴや舌が動いていないか、鏡を見て確認してみてくださいね。

 

ビブラートをかける時に、揺れ動く体の箇所は基本的に胸の辺りと喉だけです。

小手先の技を使って変な癖が付かないように気をつけてください!!

 

とはいえ、今回の基礎的なビブラートがマスターできたら、口や舌を使って独自のビブラートにしていくのはアリです。

筆者

大きなビブラートは多少アゴを使う方が出しやすいですし、細かいビブラートは声帯を震わせる意識を持つ必要があります。

 

とにかくまずは口を大きく開き、舌を動かさずにダイナミックなビブラートを出せるようにしておきましょう!!

 

ビブラートを出すコツ④ : 腹式呼吸で横隔膜を使う。

腹式呼吸でリラックスした状態での息を使って、ビブラートを発声をしましょう。

腹式呼吸でブレスをすることで、横隔膜が大きく広がります。

横隔膜が広がった状態のまま小刻みに揺れる感覚を持つことで、よりダイナミックに揺らぐビブラートになります。

 

筆者

体全体でビブラートをかけるイメージです。腹式呼吸を意識すると自然とそうなります。

 

喉だけに意識を持ってしまうと、か細くて不自然なビブラートになってしまいます。

以下の記事を参考に、腹式呼吸でポンプのように吹き上がる息を使ってビブラートをかけていきましょう!!
⬇︎

・歌の基本!腹式呼吸で発声するコツを解説【誰でも簡単に出来ます!】

 

腹式呼吸で「息を送る力」が高まると、ビブラートがよりかかり易くなります。

 

ビブラートをかけるコツ⑤ : 母音を意識して揺らす

日本語は「子音」「母音」で構成されています。

ビブラートをかける音を伸ばしている時は、母音を伸ばした状態になっています。

例えば「ら〜」歌う時にビブラートをかける時は、「ら〜あぁあぁあぁ」という風に「あ」という母音を揺らすことになるので、口の形なども「ら」の形から「あ」を発音する時の形に徐々に変化させる必要があります。

 

筆者

「ら」と発音する時の口内は少し狭いですよね。

でもビブラートをかける時の母音「あ」は口内を広くしていく必要があります。

 

言葉を発音して、そのままビブラートをかけて揺らすのではなく、母音を意識してビブラートをかけるようにしましょう!!

 

まとめ

まとめ : ビブラートのやり方に正解は無い

今回はビブラートのやり方のコツを5つお伝えしました!!

  • 言葉を素早く言い直す。
  • 感情を込めて発声する。
  • アゴや舌を使わない。
  • 腹式呼吸で横隔膜を使う。
  • 母音を意識して揺らす。

ビブラートに苦手意識を持っていても、意外と日常生活の中でビブラートをかけた喋り方をしている人も多いことが分かってもらえたかと思います。

 

ビブラートのやり方に正解はありません

まずは今回の記事で解説したスタンダードなビブラートを出せるように練習しましょう。

そしてその後に、自分好みのビブラートに変化させていくといいですよ。

 

アレンジしていく際は、好きなミュージシャンがビブラートをかける時、どんな口の形や表情をしているのかを真似ることが大切です。

 

大きくて長い揺らぎが正解でもないですし、小さく少しだけ揺れるものだとしても、それも紛れもないビブラートです。

 

筆者

時間をかけて少しずつ、自分の理想に近づいていってくださいね!!

 

今回は以上です。

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