歌の基本!腹式呼吸で発声するコツを解説【誰でも簡単に出来ます!】

腹式呼吸で歌いたい!
だけど難しそう。
腹式呼吸って誰にでも出来るの?

そんな疑問にお答えします。

 

早速ですが先に結論をお伝えしておきます。

腹式呼吸は誰にでも出来ます。

腹式呼吸はとても簡単です。

この記事を読み終える頃には、
腹式呼吸をマスターできていますよ!

しょういち

本当に簡単なんです。

 

あなたは以下のお悩みをお持ちではないですか?

  • 歌っていると喉がすぐ枯れる
  • 息が全然続かない
  • 歌声に迫力がない

腹式呼吸で発声することにより
これらの悩みを解消することができます!

 

歌を歌う時の基礎的な知識なので
歌が上手くなりたい人は
必ず腹式呼吸を習得してくださいね。

 

この記事を書いているのはどんな人?

しょういち

こんにちは!
筆者の藤川翔一です。

長年シンガーソングライターとして活動しています。

歌の基本!腹式呼吸で発声するコツを解説【誰でも簡単に出来ます!】

 

僕はこんな感じの歌声です。
⬇︎

オリジナル曲のハロウという楽曲。

 

そんな僕が腹式呼吸についての全てを解説します!

 

本記事の内容

本記事では以下の内容をお伝えします。

  • 腹式呼吸のやり方
  • 腹式呼吸を使っての発声方法
  • 腹式呼吸を身に付けるための練習方法

この記事を読むことで、今よりも迫力のある歌声と
長時間歌っていられる持久力が手に入ります。

 

しょういち

歌を歌う時の腹式呼吸については
この記事を読めばオッケーです。

 

ぜひ最後までお付き合いください!

 

歌の基本!腹式呼吸のやり方を解説

歌の基本!腹式呼吸のやり方を解説

さっそく腹式呼吸のやり方を解説します。

 

手順は以下の通りです。

  1. 姿勢を正してリラックス
  2. 肩を動かさずに息を吸う
  3. ため息をつく

 

しょういち

これで腹式呼吸ができます。
簡単ですよね。

それぞれの手順を詳しく解説します。

 

腹式呼吸の手順①: 姿勢を正してリラックス

歌を歌う時はリラックスして、
出来るだけ力まないよう心がけましょう。

そのためには姿勢を正しておく必要があります。


姿勢を正すコツは、胸を張るよりも
「腰を入れる」ことを意識しましょう。

 

しょういち

特に猫背の人は
胸を張ることだけを意識すると
お尻を突き出してしまいがち。笑

 

①腰を入れて、後頭部とお尻とかかとの線が
一直線になるようにしてみてくださいね。

腹式呼吸の手順①: 姿勢を正してリラックス

 

②腰に両手を当てて背筋を伸ばします。
(肩甲骨を寄せる。)

腹式呼吸の手順①: 姿勢を正してリラックス

ぐぐーっと肩甲骨を寄せてストレッチ

 

③仕上げに、自然と力を抜けば完了。

腹式呼吸の手順①: 姿勢を正してリラックス

リラックスしましょう。

 

重要
姿勢を正すだけでも声にハリが出て
聴き手に届きやすい音質になります。

 

しょういち

堂々とした雰囲気も出せるので
視覚的にも効果あり。
説得力が増しますよ。

 

腹式呼吸の手順②: 肩を動かさず息を吸う

次に息を吸い込みます。

姿勢を正し、リラックスした状態で
肩を動かさずに息を吸うようにしましょう。

腹式呼吸の手順②: 肩を動かさず息を吸う

このラインから肩を動かさずに息を吸う

 

肩を動かさずに息を吸うことで
自然とお腹が膨らみます。

しょういち

お腹に手を当てて
膨らみを確認してみてください。

 

これが腹式呼吸の息の吸い方です。

 

吸う息の量について

吸う息の量にも気をつかいましょう。

しょういち

吸いすぎ注意です!

 

基本的な吸う息の量は以下の通りです。

寒い日に手を温めるために息を吐きますよね。
その際に吸う息の量が適量です。

腹式呼吸の手順②: 肩を動かさず息を吸う

高い声や大きい声を出す時も
息を吸い過ぎない方が良いです。

リラックスして、無理のない量を
吸うようにしてみてくださいね。

 

腹式呼吸の手順③: ため息をつく

リラックスして吸った息は
ため息をつくように吐きましょう。

 

しょういち

「歌うことはため息と同じ。」
と言っても過言ではないです。

 

くれぐれも暗い感じに
ならないようにしてくださいね。

重要
顔を上げ明るくスッキリするような感じで
息を吐くようにしましょう。
無理して勢いをつけて吐く必要もありませんよ。

 

この時に注意して欲しいのが、
お腹を意図的に凹ませないこと。

あくまでも自然に
お腹から空気が抜ける感じで吐きましょう。

 

しょういち

膨らんだお腹を
そのままキープする意識を持つと
上手くいきますよ。

 

寝ている間はみんな腹式呼吸

腹式呼吸はとても簡単です。

何故なら誰しもが
腹式呼吸をすでに使っているからです。

 

寝ている間は腹式呼吸をしています。

 

これまでの説明を聞いても
いまいちピンと来ない人は
眠るフリをしてみてください。

 

横になりながらだと肩を動かさずに息をしますよね?

そして勝手にお腹が膨らみますよね?

ため息のような息を吐きますよね?

しょういち

寝てる時の呼吸を
立ちながら行う感じです。

 

コツを掴んだらもう1度手順を見つつ、
細かい部分に気をつけて挑戦してみてくださいね。

 

腹式呼吸を使っての発声方法

腹式呼吸を使っての発声方法

それでは腹式呼吸を使い歌っていきましょう。

大事なポイントは以下の3点です。

  • 吐いた息に言葉を乗せるイメージで歌う
  • お腹を膨らませながら発声する
  • ツバは飛ばして構わない

 

腹式呼吸の効果を最大限に活かすために
これらのポイントを押さえて歌ってみてください。

 

吐いた息に言葉を乗せるイメージで歌う

例えば「あ」という言葉を発音する際、
吐く息を先行させて発音しましょう。

「あ」ではなく
「ん(息)あ」と発音するイメージです。

 

こうすることにより足した息の分の音量が増し、
迫力のある歌声になります。

 

しょういち

ため息を吐きながら
歌いましょう。

 

外国人の喋り方を真似をしてみる

息を吐きながら発音をするイメージを掴むために
外国人の喋り方の真似をしてみると良いです。

 

外国人が日本語を喋るモノマネを
したことはありませんか?

 

「コンニチハ⤵︎」

とか

「アリガトウゴザイマス⤵︎」

などの、語尾がフォールする感じの喋り方。


誰しもが1度はやったことがありますよね。

 

これらは腹式呼吸での発声になります。

 

この喋り方を意識して歌ってみると
息を利用したダイナミックな発声になります。

 

しょういち

ただし、やり過ぎは禁物です。笑

 

そもそも日本語は腹式呼吸ではなく、
胸式呼吸で発声する言語なんです。

つまり僕たち日本人はそもそも腹式呼吸が苦手。

 

逆に英語は腹式呼吸を使った言語になります。

息をふんだんに使うので、外国人が日本語を喋ると
語尾がフォールする独特な発音になるんです。

 

重要
英語を発音する感覚で歌うと
吐く息を先行させての発声が可能。

 

腹式呼吸で吸った息を、大いに有効活用しましょう。

 

お腹を膨らませながら発音する

声を発する際、
意図してお腹を凹ませるのはNGです。

むしろ膨らんだお腹をキープするつもりで
発声すると良いですよ。

 

そうすることによってお腹に意識がいくので
喉(声帯)に負担がかからない発声が可能です。

 

重要
喉を使って歌ってしまう原因は
「喉を震わせている」という意識があるから。

 

しょういち

声がすぐに枯れてしまう人は
お腹に意識を持ちましょう。

 

腰回りに重心を保つことで
体全体を使った発声ができるので、
声量も安定します。

 

ツバは飛ばして構わない

ツバを飛ばさないように
遠慮して歌わないようにしてください。

せっかくの腹式呼吸が台無しです。

 

しょういち

ツバは飛ぶもんですよ。笑

 

発声した実音に、息のザラつきを加えることで
迫力のある歌声が生まれます。

このザラつきを表現するのに
ツバが飛んでしまうのはしょうがないんです。

 

遠慮しがちに歌うと
息が続かない原因にもなります。

 

重要
あくまでも自然に。
セーブしないで発声することから始めましょう。

 

表現は引き算です。

まずは遠慮せず発声できるように練習しましょう。


その後、声量を抑えたりして自分好みの声色に
変化させていけば良いですよ。

 

腹式呼吸を身に付けるための練習方法

腹式呼吸の練習方法

腹式呼吸の仕組みを理解するだけじゃ終われません。


無意識に腹式呼吸が使えるようにならないと
意味がないです。

 

しょういち

歌ってる最中に
「肩上げずに息しなきゃ。」
とか考えてる暇はないです。笑

 

腹式呼吸を体に染み込ませるための
練習方法をご紹介します。

 

普段から腹式呼吸を使うように心がける

腹式呼吸は呼吸法です。

周りの人から見て
「あっ、あの人腹式呼吸だ。変なの。」
って思われることはありません。笑

 

普段から腹式呼吸を存分に使って生活しましょう。

 

しょういち

僕はジョギングしながら
腹式呼吸したりしていました。
めっちゃツライよ。

 

普段から腹式呼吸を使い、反復することで
体に定着してくれます。

 

一定量の息を吐き続ける

これも簡単に出来る腹式呼吸の練習法です。

腹式呼吸で吸い込んだ息を
一定量保ちながら吐き続けてみてください。

 

手順は以下の通りです。

  1. 腹式呼吸で息を吸う
  2. 「スー」っと一定量の息を吐き続ける
  3. 20秒〜30秒保てれば合格

膨らませたお腹の風船に小さな穴が空いて
少しずつしぼんでいくイメージを持ってください。

 

吐く息の量は強過ぎず、弱過ぎず
自然に出ていく量でオッケーです。

長く息が続かない場合は
息を吐きつつもお腹の膨らみを
出来るだけキープしてみると良いですよ。

 

この練習に慣れることで、腹式呼吸で歌う際の
息の量をコントロールする力が身に付きます。

 

しょういち

「息を使って歌っている。」
という意識が定着します。

 

ブレスの位置を決めて歌う

曲で練習する際は、ブレス(息継ぎ)の位置を
あらかじめ決めてから取り組みましょう。

ブレスの位置を決めておかないと
適当な呼吸で歌いがちになってしまいます。

 

しょういち

細かい部分にも気を配ることで
歌のクオリティが上がります。

 

今現在、上手く歌えないフレーズがあるなら
腹式呼吸でしっかりとブレスを取り
歌ってみてください。

案外、それだけで歌いこなせたりします。

 

重要
歌はちゃんと息を吸うことから始まります。

 

まとめ: 腹式呼吸が正しいわけじゃない

まとめ: 腹式呼吸が絶対なわけじゃない

まとめます。


腹式呼吸のやり方は以下の手順です。

  1. 姿勢を正してリラックス
  2. 肩を動かさずに息を吸う
  3. ため息をつく

僕達が寝ている時と同じ呼吸法です。

すでに皆さん習得済みというわけです。

今すぐ簡単に行えるので
歌う時に意識してみてくださいね。

 

腹式呼吸で発声する時のポイントは
以下の3点になります。

  • 吐いた息に言葉を乗せるイメージで歌う
  • お腹を膨らませながら発声する
  • ツバは飛ばして構わない

これらを意識することで迫力のある歌声を作り、
喉の持久力を高められます。

 

しょういち

遠慮(セーブ)して
歌わないことが大切。

 

腹式呼吸の仕組みがわかったら
無意識に行えるように
練習して体に染み込ませましょう。

  • 普段から腹式呼吸で生活
  • 一定量の息を吐き続ける練習をする
  • 楽曲を歌う時はブレスの位置を決める

 

絶対に腹式呼吸で歌わないといけないわけじゃない

腹式呼吸の重要性についてお話ししてきましたが
これが絶対的な正解ではありません。

 

表現したいニュアンスによって
あえて胸式呼吸で歌ったり
喉を使って歌うことも大切です。

 

くれぐれも「腹式呼吸で歌わなきゃ!」
と縛られないようにしてくださいね。

しょういち

音楽表現は自由です。

 

とはいえ、歌の基本として
腹式呼吸を身につけておくことが出来れば
以下の悩みを解消することが可能です。

  • 歌っていると喉がすぐ枯れる
  • 息が全然続かない
  • 歌声に迫力がない

 

まずはこの記事を参考に腹式呼吸をマスターして
歌の表現の幅を広げてくださいね。

 

しょういち

最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

 

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