歌の表現力が劇的に高まるテクニック5選!【誰でも出来る表現力の高め方】

歌の表現力を高めるにはどう歌えばいいのか分からない。

上記の方にオススメの記事です。

 

この記事では歌の表現力が高まる
テクニックをお伝えしていきます!

  • 歌に抑揚をつける方法が知りたい。
  • 感情を込めて歌う方法を具体的に知りたい。
  • 聴いていて飽きのこない歌が歌いたい。

これらの悩みを解消できる内容になっています。

ぜひ参考にしてくださいね!

 

この記事を書いている人はどんな人?

筆者

筆者の藤川翔一です!

以下のような歌うたいです。


毎日歌を歌っている中で、表現力を高めるために
僕がいつも心がけていることを解説します。

 

歌の表現力を高めるテクニック5選

今回は歌の表現力を高めるテクニックを
お伝えしていきます。

 

ビブラートやミックスボイスなどの
専門的なテクニックではありません。

初心者の方でもすぐに取り組める
簡単なテクニックをまとめました。

  • 優しい気持ちで歌う。
  • フレーズの1音目をハッキリと歌う。
  • フレーズの最後を丁寧に歌う。
  • アクセントをつけて歌う。
  • 顔の表情に変化をつけて歌う。

 

筆者

1つでも出来ると、歌の表現力がアップします!

 

これらを細分化して解説していくので
ぜひ活用してみてくださいね!

 

優しい気持ちで歌う

歌は無感情で歌うよりも感情を込めて
歌うべきです。

とはいえ、初心者のうちは歌詞に合わせて
楽しくもないのに楽しい気持ちを作ったり
悲しくもないのに悲しんだりするのは困難。

 

なので歌を歌う時には「優しい」気持ちで
歌うと良いですよ。

重要
優しい気持ちはどんな時でも
表現しやすい感情です。

あるいは、歌を歌うことが幸せだと感じながら
歌ってみてください。

 

そうすると自然と歌に没入することができるので、
悲しい歌も怒りの歌も感情のこもった歌になります。

 

「感情を作らなきゃ!」という緊張感がなくなり
楽しむことが出来るので、歌詞に合わせて感情を
作ることにも抵抗がなくなっていきます。

あと目線も上がり、ブライトで抜けの良い
声質になるのもメリットです。

 

筆者

無感情はNG。でも無理して感情を作るのも良くないです。

 

優しさを持って歌を歌うことで、今までとは
一味違う歌唱が出来るので試してみてください!

 

フレーズの1音目をハッキリと歌う

歌う時は各フレーズの1音目をハッキリと
歌ってみるように心がけてみてください。

そうすることで以下のメリットがあります。

  • 言葉が届きやすくなる。
  • 音程が正しく聴こえる。
  • 曲に抑揚が生まれる

 

言葉が届きやすくなる

人は言葉の頭の何文字かを聴き取れると、
その後の文脈を無意識に予測します。

なので、フレーズの頭さえ伝われば
歌詞は届きやすくなるということです。

 

重要
1音目をハッキリと発声すれば
つられて、その後の何文字かも
ハッキリとした発声になります。

つまり言葉の頭をハッキリと伝えられるので
歌を聴く人に歌詞が伝わりやすくなります。

 

滑舌が悪いと悩んでいる人
1音目をハッキリ歌うように
してみてください。

きっと相手に歌詞が伝わりやすくなります。

 

音程が正しく聴こえる

1音目をハッキリと歌うことで
音程も正しく聴こえるようになります。

先ほどのフレーズの頭の部分を伝えれば
フレーズの全体が伝わりやすくなるのと
同様の話です。

 

例えばフレーズの1〜3音目は音程が合っていて
4〜6音目が少しズレたとします。

しかし聴き手はフレーズの音程のすべてを
じっくり把握するわけではありません。

1〜3音目の音程が気持ち良ければ
多少その後に音程のズレがあっても
気にならないものです。

 

レコーディングで「良い感じの歌だったけど、
4音目あたりのピッチが少しズレてる。」時に
フレーズの頭の音量を上げるという技もあります。

これでフレーズ中の音程の甘さを
消すことができます。

 

筆者

音程がちょっとズレてる。でも感情の乗った良いテイクでどうしても使いたい場合はこのようにして音量調節で対応します。

 

各フレーズの頭はしっかりと音程を取れるよう
練習するようにしてみてくださいね!

 

曲に抑揚が生まれる

歌は細かなフレーズの集合体です。

各フレーズの頭をハッキリと歌えば、
頭の部分の音量が上がり抑揚が生まれます。

それが集まり、曲全体の抑揚に繋がる
というわけです。

 

各フレーズの抑揚が小さければ、
穏やかな海のような歌になります。
⬇︎

海全体が楽曲、波が各フレーズ。

 

各フレーズの頭の音量を上げていけば
自然と楽曲も力強い姿へと変わっていきます。

歌に抑揚をつけるために、まずは
各フレーズの1音目をハッキリと
発声することから始めましょう!

 

各フレーズの最後を丁寧に歌う

先ほどは各フレーズの頭をハッキリと
歌うべきだとお伝えしました。

次はフレーズの最後、抜けの部分について
解説していきます。

 

多くの人はフレーズの最後を適当に歌って
しまいがちです。

しかしフレーズの最後にこそ、
感情を表現するためのスペースが
あると考えてください。

フレーズの頭をハッキリと歌う→音量の抑揚をつける
フレーズの最後を丁寧に歌う→感情の抑揚をつける

 

心がけるポイントは以下の通りです。

  • 伸ばす長さを決める。
  • 最後の言葉を置くように歌う。
  • 息を使って余韻を作る。

 

伸ばす長さを決める

フレーズの最後がロングトーンだった場合は
伸ばす長さを決めて歌いましょう。

適当に「あー」と伸ばして切っちゃうのは
絶対にやめましょう。

 

カバーの場合、原曲では何拍伸ばしているのか
確認してみてください。

同じように歌うだけでフレーズの締まりが
良くなります。

 

オリジナルの場合は、何拍伸ばすのが適切かを
録音などしながら検証すると良いですよ。

 

筆者

少し面倒かも知れませんが、細かい部分にこだわりを持つことが表現力を高めることに繋がります。

 

フレーズ終わりがダラダラしてしまうと
全部が台無しになってしまうので注意しましょう。

 

最後の言葉を置くように歌う

フレーズの1音目をハッキリと発音するように
最後の言葉もハッキリと発音しましょう。

とはいえ、強く歌おうというわけではないので
「置くように歌う」と表現させてください。

 

筆者

少し意識しようってことです。

 

例えばスピッツの「チェリー」という楽曲の
歌詞を例にして解説してみます。


「きみをわすれない」という冒頭のフレーズの
最後の「い」を丁寧に置くように歌いましょう。

 

筆者

もうほんとに、意識するだけ。

 

そうすることでフレーズの締まりが
一層良くなります。

 

加えて「い」の出し方のバリエーションを変えて
歌ってみると「きみをわすれない」という歌詞の
印象が変わって聴こえます。

優しく発声してみたり、切なく発声してみたり
してみてください。

 

重要
フレーズの最後をどう歌うかで
フレーズの聴こえ方をコントロールできる。

 

息を使って余韻を作る

フレーズを抜けた後、次の発声まで間がある場合は
ピタッと声を止めるのではなく、息を使って余韻を
作ってみましょう。

 

やり方としては、最後の言葉を伸ばしながら
実音だけをだんだん小さくしていく感じです。

恐れず息は吐きっぱなしにしてみてください。

自然と出せるようになれば
その息には感情が宿ります。

 

悲しい歌詞や切ない歌詞の表現が、
より一層高まるテクニックになります。

 

アクセントをつけて歌う

最初のうちは、フレーズの頭をハッキリと発音して
フレーズの最後を丁寧に歌うことを心がけましょう。

それに慣れてきたらフレーズ内のアクセントにも
気を配ってみてください。

 

もう一度スピッツのチェリーを例に説明してみます。

アクセントをつけるべき部分を
太文字で表してみました。
⬇︎

みをすれない
ったちをゆ
いよう
ゆめをわいろいす

太字になっている部分を気持ち強めに
歌ってみましょう。

フレーズにメリハリがつきリズムの立つ
歌が歌えます。

 

筆者

感情も乗せやすくなりますよ!

 

どの言葉を強く歌えば良いのかが分かれば
それ以外の言葉は弱く聴こえてフレーズに
より抑揚が生まれます。

 

アクセントに関しては、いきなり完璧には
歌えません。

アクセントをつける箇所を確認しつつ
何度も歌って、慣れていってみてください。

 

意識して練習していけば次第にどんな曲でも、
「どこでアクセントをつけるべきか。」
無意識にわかるようになっていきます。

 

歌の表現力を高めるといった視点で見ると
アクセントを意識することは必須なので、
頑張って練習してみてくださいね!

 

顔の表情を変化させて歌う

顔の表情は歌声に大きく影響します。

ひとつの表情だけでは、出せる音域や
出せる声色などが限られてきます。

そのせいで表現力の乏しい歌になりがちです。

 

  • 真顔
  • 笑顔
  • 泣き顔
  • 目を見開く
  • 目を閉じる
  • すっぱい顔

このあたりの表情は押さえておきましょう。

 

例えば、今まで出なかった力強い声が
目を見開くことですんなりと出ることもあります。

 

重要
どんな表情で歌えば、自分の理想とする声が
出るのかを研究すると表現力は必ず高まります。

 

歌詞の意味を理解する助けになる

歌詞の意味を理解して歌う点においても
表情を変化させることは有効です。

「この歌詞にはこの表情が合うな。」
と考えて歌うと、歌詞の意味を聴き手に
届けやすくなります。

 

筆者

ずーっと同じ顔して、歌わないようにしてみてくださいね。

 

感情を込めて歌いたいなら冷静でいることが大切

歌の表現と聞くと多くの人は
「感情を込めて歌う。」と考えます。

しかし感情を込めて歌う手段として、
無闇な身振り手振りを加えて歌ったり
大きな声を出すだけなのはNGです。

 

無闇な身振り手振りは体の軸をブラつかせて
発声に影響が出ます。

やたらと大きな声を出すだけだと、
聴いている人は引きます。

 

重要
歌に感情を込めたいなら、冷静に歌を歌うことに
集中してみてください。

 

冷静に歌うといっても、今回紹介した
5つのテクニックを意識すれば良いんです。

すると集中力が高まり、感情の込もった
歌が歌えます。

 

まとめ: 小手先のテクニックよりも大切な歌の表現力の高め方

歌の表現力を高めるための、
小手先のテクニックばかりに
目を向ける必要はありません。

 

筆者

ビブラートが出来なくても良い。高い声が出なくても良い。

 

もっと根本にある部分を固めるために
以下のことに取り組んでみてください。

  • 優しい気持ちで歌う。
  • フレーズの1音目をハッキリと歌う。
  • フレーズの最後を丁寧に歌う。
  • アクセントをつけて歌う。
  • 顔の表情に変化をつけて歌う。

基本的には各フレーズを、どう歌うのかを
意識しようといった内容です。

 

歌はフレーズの集合体。

各フレーズを一曲の歌として
捉えて歌ってみてくださいね。

そうすれば歌全体の表現力は
自ずと高まってくれます。

 

無理に感情を込めて歌ってしまっていた人は
ぜひ参考にしてくださいね!

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