上記の悩みにお答えします。
筆者
ギター歴20年以上のシンガーです。
F#m7(F#m)は弾き語りをしていると、
本当によく使うコードの一つです。
これをめちゃくちゃ簡単に押さえる方法があるので
お伝えしていきますね。
筆者
本記事の内容
本記事では以下の内容をお伝えします。
- F#m7の簡単な押さえ方
- バレーコードでF#m7を押さえるコツ
- F#mとF#m7の違いについて
F#m7の簡単な押さえ方だけ知りたい人は
この後にすぐ解説するのでそれだけ読めば
オッケーです!
Contents
F#m7の超簡単な押さえ方
F#mやF#m7の押さえ方を本やコード譜で確認すると
以下の押さえ方が一般的な押さえ方になります。
人差し指で2フレットの全弦を押さえ込む
バレーコードなので、難しいですよね。
F#m7をF#m7(11)に置き換える
これを以下のように簡単に押さえてみましょう。
筆者
このコードは厳密にいうとF#m7(11)というコードです。
筆者
F#m7の構成音であるファ♯、ラ、ド♯、ミに
11thの音であるシの音を加えたものです。
とはいえ、難しい話は置いといて。
今現在、練習している弾き語りの曲の
F#m7をF#m7(11)に置き換えてみましょう。
F#m7とF#m7(11)を聴き比べ
F#m7とF#m7(11)を弾き比べるとこんな感じ。
F#m7の音
F#m7(11)の音
響きにオシャレさが増して
雰囲気のある伴奏になります。
筆者
全然違うコードに聴こえるかもしれないですが
F#m7が出てきたらF#m7(11)を弾いてみてください。
ほとんどの場合これで合います。
筆者
F#m7(11)を押さえるコツ
F#m7(11)を押さえるコツは以下の通りです。
- フォームを正す。
- ネックを握り過ぎない。
この2点を守れば簡単に押さえられます。
フォームを正す
初心者の人は弦を押さえる指を目視したいがために
ギターを寝かして構えてしまいがちです。
ギターはなるべく立てて構えるようにしましょう。
ギターを立てて構えることで押さえる指の力が増し
手首の動きが柔軟になります。
以下のようにギターを寝かせて練習しても
上達はしないので気をつけてくださいね!
ネックを握り過ぎない
ネックを握り過ぎないように注意しましょう。
コードを押さえる時のネックと手の平の接地面は
以下の赤丸内です。
コードを押さえている時の図。
⬇︎
これらの注意点に気をつけて押さえてみてくださいね。
バレーコードでF#m7を押さえるコツ
F#m7の代わりにF#m7(11)を鳴らしても
どうしてもメロディーとの兼ね合いで
合わない場合も出てきます。
そんな時はF#m7を押さえて弾きましょう。
F#m7を押さえるコツ
F#m7を押さえるコツは以下の3点です。
- 押さえる指を少し寝かす。
- 空いてる中指を使う。
- ネックを握らない。
これらが意識出来ていない人は
ぜひ試してみてください!
押さえる指を少し寝かす
押さえる指を少しヘッド側に寝かせましょう。
指を寝かさずに押さえると、中指の動きが制限されて
押さえ辛くなってしまいます。
人差し指の横の部分で1弦〜6弦を
バレーするようにしましょう。
これでも辛い人は5弦4フレットを押さえる
中指を小指に切り替えてみてください!
人によってはこの押さえ方のほうが
しっくりくるかもしれません。
空いてる中指を使う
F#m7は5弦以外の全ての弦を人差し指で
カバーしなければいけません。
その際に人差し指で押弦する力が足りない場合は
中指を上から押し付けてあげましょう。
あまり力み過ぎると人差し指が痛くなって
1曲通すのが難しくなります。
適度な力加減をはかりつつ、中指のサポートを
利用しましょう。
ネックを握らない
このコードを押さえる時はネックは握りません。
親指の第一関節で挟むようにしましょう。
ネックを握りこむと押さえられないので
気をつけてくださいね。
省略コードも活用しよう
どんなコードでも、もし押さえられない場合は
省略コードを活用しましょう。
筆者
F#m7の省略コードフォームをいくつかお伝えします。
パターン1
通常のバレーコードでの押さえ方から
5弦4フレットを省略した形です。
F#m7で細かなストロークやカッティングをする時に
有効な押さえ方になります。
パターン2
これも良く使われるコードフォームです。
6弦の2フレットは親指をグリップさせて
弾いても良いです。
筆者
バレーコードが弾けなくても、これらの押さえ方で
乗り越えることが可能です。
以下の記事でもFコードを主体に
バレーコードについて解説しています。
合わせて読むと参考になると思うので
ぜひ読んでみてください!
⬇︎
ギターのFコードが弾けない! | バレーコードの押さえ方を徹底解説
まとめ : F#mとF#m7の違いについて
今回はF#m7が押さえられない場合の簡単な
弾き方を解説してきました。
結論としてはF#m7(11)のコードフォームで
弾いてみると良いです。
そしてこれはF#mでも同様です。
筆者
F#mはF#m7に4弦4フレットを付け加えた
コードフォームになります。
ピアノだとF#mとF#m7の違いは如実に分かりますが、
ギターだと一聴しても違いはほとんど分かりません。
なので基本的にF#mが出てきた時も
F#m7(11)で演奏しても問題ありません。
ただどうしてもメロディーと合わなかったり
曲の雰囲気を壊してしまうようであれば、
コード譜通りの演奏を心がけましょう!
筆者
弾き語りの場合は自分が歌いやすい響きや
押さえ方で演奏すると良いですよ。
今回は以上です。
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