指弾きで演奏するコツが知りたい!
上記の方にオススメの記事になります。
この記事ではギターの指弾きで良い音を鳴らすコツを
解説していきます。
初心者だからと、指弾きを諦めている人も多いですが
右手のフォームさえ正しく習得できれば誰にでも指で
ギターを演奏し良い音を出すことが可能です!
例えば以下の理由で、
指弾きを難しいと考えてはいませんか?
- 音が小さくなってしまう。
- 決まった指の動きで弾かないといけない。
筆者
解消します!
指弾きは難しいと思う先入観は捨てて、肩の力を抜き
気軽に取り組んでみてください。
この記事を書いているのはどんな人?
筆者
藤川翔一といいます!
ギター歴は10年以上、以下のような指弾きでの楽曲も
作成しています。
そんな僕の指弾きに関するノウハウを全公開します!
本記事の内容
本記事は以下の内容をお伝えしていきます。
- 指弾きのフォームを解説
- 指弾きの3つの奏法を解説
- 今すぐ使える指弾きオススメ奏法
この記事を読めば、好きな曲を指弾きで演奏できる
ようになれます。
是非参考にしてくださいね!
Contents
ギターの指弾き(フィンガーピッキング)のフォームを解説
まず指弾きでギターを弾く時の正しいフォームを
覚えていきましょう。
いきなりで申し訳ないですが、ここが最重要です。
指弾きはできたも当然。
この項目を何度も見返して、練習することを
オススメします!
指弾き手順①: ギターを立てて構えよう
ギターは適度に立てて構えましょう。
初心者の人は手元を目視したくなってギターを
寝かしすぎてしまいます。
ギターは軽く抱え込むように立てて構えましょう。
筆者
練習しても意味ないので注意!
指弾き手順②: 右手は猫手をイメージ
弦を弾く右手は基本、猫手で構えましょう。
もしくは卵を軽く握るイメージです。
親指は脱力しつつ、伸ばしたままでオッケーです。
他の指は第二関節から軽く折り曲げておきましょう。
指弾き手順③: 弦に手を添える
猫手に構えた手を弦に添えます。
この時に重要なポイントが3点あります。
- 親指はなるべく立てずに添える。
- 親指と人差し指の間に三角形の穴ができる。
- 手首に角度をつける。
確認していきましょう。
親指はなるべく立てずに添える
「弾くぞー!」と意気込んで、親指を立てないように
注意しましょう。
親指や手首は、弦に対してなるべく平行に位置する
ラインに添えることを意識しましょう。
肘関節はボティーに当ててくださいね。
こうすることにより、指弾きで演奏する際に
右手の安定感が増します。
筆者
親指と人差し指の間に三角の穴ができる
手を弦に添えたら、ブリッジ側から覗いた時に
親指と人差し指の間に三角の穴ができているか
確認してください。
これが出来てない人は以下のように、人差し指が
親指よりもネック側に突き出ていると思います。
筆者
注意しましょう!
手首に角度をつける
手首は以下の画像のように角度をつけましょう。
真っ直ぐはNGですよ。
これら3つのポイントを押さえつつ、
弦に弾く手を添えましょう。
指弾き手順④: 指弾きで音を出す
最後の手順です。
Cコードを押さえながら音を出してみましょう!
筆者
ギターのCコードの押さえ方 | 指が届かなくて押さえられない人へ
右手の指は以下のようにスタンバイしましょう。
- 5弦に親指
- 4弦に人差し指
- 3弦に中指
- 2弦に薬指
親指以外はこんな感じでスタンバイします。
弦に対して浅めに添えて、各指の腹の側面で弾きます。
指をグーにして弦を弾く(はじく)
弦を弾く時は、猫手にした指をグーにしてください。
- 親指は下に向かって弦を弾く。
- 人差し指以降は軽くグーを作って弦を弾く
- 弾く瞬間に手を弦から少し遠ざける。
スタンバイした指をグーにするだけです。
力は入れないで大丈夫です。
軽くカスタネットを叩くような指の動きを
イメージしてみてください。
筆者
音が出るはずですよ。
デモ演奏はこちら
⬇︎
各弦をバラバラに弾く際も同じです。
親指は軽く引っ掛ける感じで弾きますが、
他の指はグーを作る感じで指の根本を可動させて
弾いてみましょう!
指で強く引っ掛けて弾かないでください。
初心者の人が指弾きをすると弦を指で強く
引っ掛けて弾いてしまう人が多いです。
これをすると、フォームが崩れて弾きにくくなり
リズムキープや音量の調整がしづらくなります。
アクセントとして意図的に強く引っ掛けた音を
出すのはアリですが、基本はフォームを維持して
優しい音を鳴らすことを心がけましょう!
筆者
ちゃんと音は鳴りますよ。
優しく丸い質感の音を出せるのが指弾きの1番の
メリットです。
優しく爪弾く方が豊かな響きの音を鳴らせます。
僕は全部短く切って指の
腹の側面で弾く感じですね。
筆者
固いザラッとした音を鳴らしたい場合は、
爪を伸ばして練習してみてください。
指弾きのポピュラーな3つの奏法を解説
指弾きの基礎が分かったところで、指弾きの奏法を
3つ解説していきます。
ポピュラーでよく使われる奏法なので、
練習の仕方もお伝えします。
練習する際は以下のことを心がけてみてください!
一定に動かし続けるられることが大切です。
毎回同じ動きが出来るようになれると、
演奏の安定感が増しますよ。
指弾き基礎奏法①: スリーフィンガー
スリーフィンガーはその名の通り、3本の指で
アルペジオをする奏法のことです。
基本的には親指と人差し指、中指を使います。
これら3本の指を機械的に動かせるように
していきましょう!
①Cコードを押さえてみてください。
②右手を弦に添えます。
右手は以下のように各弦に添えましょう。
- 親指 → 5弦
- 人差し指 → 3弦
- 中指 → 2弦
使わない薬指はピックガード部分や、1弦の上に載せて
手首を安定させてもオッケーです。
③音を出してみましょう。
楽譜を使って音を出して練習しましょう。
心がけるべきポイントは以下の通りです。
- 音量を一定に保つ
- メトロノームを使う(BPM80くらい)
- 弾く指が大振りにならないよう気を付ける
弾き方は基礎フォームの項目で説明したように
各指でカスタネットを叩くように、指を内側へ
可動させて弾きましょう。
筆者
できるように頑張ろう!
パターン1
パターン2
4弦は親指で弾きましょう。
パターン3
慣れてきたらCコード以外の押さえ方でも
練習してみましょう!
指弾き基礎奏法②: フォーフィンガー
スリーフィンガーに加えて、薬指も演奏に使うのが
フォーフィンガーです。
スリーフィンガーと同じく、よく使う奏法なので
しっかりと練習してブレない演奏ができるように
しておきましょう!
先ほどと同様、Cコードを押さえながら練習して
みましょう!
指は以下のように弦に添えてください。
- 親指 → 5弦
- 人差し指 → 4弦
- 中指 → 3弦
- 薬指 → 2弦
スリーフィンガーと違い、薬指の支えがなくなるので
フレーズによって手首が不安定になる時はブリッジに
手首を置いて演奏しても良いですよ。
パターン1
パターン2
パターン3
パターン3はどの弦をどの指で弾くのかを
自分自身で決めてみてください。
このフレーズは人によって弾きやすい指の手順が
違うはずです。
筆者
なります!
指弾き基礎奏法②: フィンガーストローク
指をピック替わりに使い、ストロークする奏法です。
指でのストロークは以下のフォームを基本とします。
アップストロークは親指の爪を使って演奏。
爪先ではなく爪の中間あたりを使って弦を
ストロークするのがコツです!
あとアタックする時、親指と人差し指は
離れてしまっても構いません。
筆者
ダメですよ!
強く鳴らしたい時は指を開く
フィンガーストロークで強く大きな音を鳴らしたい
場合は、軽く握った指を開く力を利用しましょう!
ダウンストロークは、弦に蹴りを入れるような感じ。
⬇︎
筆者
ズバっと勢いよく
弦を叩きにいきましょう。
アップストロークは親指の爪を使いますが、
親指以外の指を弦から遠ざけるようにすると
親指の加速が増します。
筆者
これらを参考にして
自分のスタイルを模索してね!
これらを複合してフィンガーストロークを
演奏してみました。
コードはCです。
⬇︎
今すぐ使える!!指弾きオススメ奏法
筆者もよく使う指弾きの表現力を高める
オススメの奏法をお伝えします。
お伝えする奏法は以下の通りです。
- プル奏法
- エッジ奏法
これらの奏法を使えば、一味違う演奏を
することが可能です。
筆者
小技です!笑
プル奏法
プル奏法は弦を引っ張りながら弾き(はじき)、
音を出す奏法になります。
単調なアルペジオにこのプル奏法を加えるだけで
演奏に波ができ、メリハリのある演奏が可能です。
見やすいように手の平を上げてしまっていますが、
本来は基本フォームを出来るだけ維持しましょう。
演奏例
例えば以下の譜面のフレーズを弾く場合は、最後の
2弦1フレットの弦を上に引っ張りながら弾きます。
筆者
弾けばオッケーです!
このように音に強弱があると、簡単なアルペジオでも
また違った味が出ますよね!
単音弾きの時も、プル奏法を使って所々に強く弾く
箇所を作ると演奏に波が生まれます。
エッジ奏法
エッジ奏法は親指を立てて、低音弦を擦るようにして
音を出す奏法です。
⬇︎
⬇︎
6弦がルートのアルペジオなどで使ってみてください。
筆者
かっこいいですよ!
コツは6弦の上を少し滑らせながら、親指をグーに
握る感じです。
「ガリッ」とした音が出せると成功です。
筆者
使ってみてね。
Eコードを押さえて、6弦をエッジ奏法で弾くと
こうなります。
⬇︎
まとめ: 指弾き(フィンガーピッキング)は難しくない
今回は指弾きの基本フォーム、ポピュラーな演奏法
初心者でも出来る小技を紹介しました。
指弾きを難しいと考える人の原因は以下の通り。
- 音が小さくなってしまう。
- 決まった指の動きで弾かないといけない。
これらの悩みは、抱える必要のない悩みです。
指弾きは音量が小さくても、ふくよかな響きのある
音を鳴らせるのがメリットです。
決まった指の動きで演奏する必要もありません。
筆者
本記事を参考に、是非指弾きにも挑戦してみて
くださいね!
今回は以上です。