LINE6のマルチエフェクターHX STOMPでワウやワーミー、あるいはボリューム操作を足元でしたい場合は別途エクスプレッションペダルが必要です。
今回の記事では筆者が使用しているMelo AudioのEXP-001というエクスプレッションの使い方を解説していきます!!
筆者
僕は出来るだけ持ち運びの負担を無くしたかったのと、ワウやワーミーを使う時の操作性に難を感じなかったためMeloAudioのEXP-001を使用し続けています。
この記事を書いているのはどんな人?
筆者
YouTubeにてHX STOMPで音作りをしたエレキギターの弾き語りをアップしています。
普段からHX STOMPを使い、熟知していますので今回の記事も参考にしてもらえるかと思います!!
HX STOMPの音作りに関してはこちらの記事をどうぞ!!
⬇︎
・HX STOMPの音作りの方法完全解説【無料ダウンロードプレゼントあり】
この記事で分かること
この記事では以下の3点について解説します。
- EXP-001の接続&設定方法
- EXP-001の使用レビュー
- エクスプレッションペダルで出来ること
それでは始めていきましょう!!
Contents
HX STOMPで使えるおすすめエクスプレッションペダル【MeloAudio/EXP-001】
MeloAudioはコンパクトなサイズながらも、アルミ製の筐体で程よく重みがあり、高級感もあります。
筆者
ジャックはアウトプットの一つのみ。
ペダルの稼働域はコンパクトゆえに狭めですが、程よい固さがあり細かな操作が可能です。
MeloAudio EXP-001接続方法
MeloAudio EXP-001をHX STOMPに接続する方法は簡単です。
HX STOMPのEXP1/2端子にギターシールドで接続をしましょう。
付属品としてシールドが付いているので良心的です。
ギターシールドは何を使っても構いません。
HX STOMPの横やエフェクターボード内に設置するのであれば、短めのシールドを用意するといいですよ。
僕はボードに組み込む関係で片側がL字プラグのシールドが欲しかったので、別途購入しました。
筆者
EXP-001を使うための設定
HX STOMPとEXP-001を接続したら、HX STOMPの設定を変更します。
これをしないと最大と最小の値が反対になってしまうので気を付けましょう!!
筆者
手順① : グローバルセッティングを開く
まずは本体の「PAGE」ボタン部分を2つとも同時押ししてMenuを開きます。
次に右のPAGEボタンを一度押しましょう。
ディスプレイに「Global Settings」の表示が出るので、下のダイヤルを押してグローバルセッティング画面に移ることができます。
手順② : Tip Polarityの設定を変更
グローバルセッティングに移ったら右上のダイヤルを右に回して、「Preferences」に合わせます。
次にPAGEボタンの右側を一度押します。
「Tip Polarity」の下にあるダイヤルを回して、値を「Inverted」に変更してください。(デフォルトはNormalとなっています。)
これで設定は完了です!!
MeloAudio EXP-001使用レビュー
筆者の場合はEXP-001をボリューム操作とワウ操作の2つの用途で使用しています。
ペダル稼働部分について
ペダル稼働部分は程よく硬く重みがあるので、細かな値操作が可能です。
筆者
ボリューム操作をする場合は4段階ほどの音量の違いが作れますし、ワウもしっかりとワカチャコワカチャコ(笑!?)といってくれます。
値の変化もかなりスムーズです。(記事後半で実演します。)
とはいえ、やはり実機と比べると遊び部分がほぼ無いので、シビアな値調整を必要とする場合はかなり集中して操作しないといけないです。
コンパクトさの弊害
コンパクトな筐体なので、運搬やエフェクターボードの配置も楽です。
しかしコンパクトがゆえに視認性は悪く、足を思ったように置けない事もしばしば。
例えばステージ上で激しく動く場合は瞬時に足をペダルに置くのが難しいため、あまりオススメできません。
筆者
ギターボーカルや宅録向け
ギターの音色操作にあまりシビアさを求めないギターボーカルや、宅録環境などで落ち着いて操作する方向けのペダルと思います。
バリバリのギタリストがステージなどで酷使するには、操作性や視認性共に少し心もとないですね。
HX STOMPとエクスプレッションペダルがあると出来ること【デモ音源あり】
HX STOMPとエクスプレッションペダルがあれば、やることの幅がかなり広がります。
その中でもポピュラーなものをいくつか紹介しますね!!
筆者
ボリューム操作
ギターを演奏してない時のミュートや、ストロークやアルペジオの音量を足元で変化させられます。
音の変化が分かりやすいように歪んだ音での検証と、クリーン音での検証をしています。
実演解説
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ボリューム操作をEXP-001で行う設定方法
まずは「VIEW」ボタンを押してプリセット画面に移ってください。
次のカテゴリー画面では右のダイアルを回し「Volume/Pan」にカーソルを合わせ、ダイヤルを3回プッシュしましょう。
プリセットにボリュームペダルが配置されたら、「Psition」の下にあるダイアルを長押ししてください。
Controllerの値がnoneになっているのを、「EXP1」(もしくはEXP2)に切り替えます。
3つあるうちの真ん中のダイアルを回して変更しましょう。
筆者
次に右の「PAGE」ボタンを押します。
ここではペダルを最小にした時のパーセンテージ、最大にした時のパーセンテージを設定できます。
各ダイアルを回して設定しましょう。
最後に3つある内の右のダイアル(Learnの下のダイアル)を2回プッシュして設定は完了です。
「VIEW」ボタンを押すと元の画面に戻ります。
設定を変更した時は必ずプリセットをセーブしましょう。
「VIEW」と「ACTION」の2つのボタンを同時押しすると、セーブ画面に切り替わります。
「Save」の下にあるダイアルをプッシュするとセーブが完了し、プリセット移動して戻ってきても設定は消えません。
ワウ操作
ワウ操作を実演しました。
小さなEXP-001でもしっかりとワウでの演奏が可能です。
実演解説
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パラメーターの操作
HX STOMPとエクスプレッションペダルを組み合わせると、エフェクトの操作だけでなく、全てのパラメーターの操作も可能です。
例えば、モデリングアンプのGAIN部分のパラメーターを足元で操作することも可能。
筆者
実演解説
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設定方法はボリューム操作の際にお伝えした方法と同じです。
まず「PAGE」ボタンで操作したいパラメータのあるページを表示させます。
エクスプレッションペダルで操作したいパラメーターの下にあるダイアルを長押しして設定しましょう。
このようにHX STOMPとMeloAudio EXP-001を組み合わせれば、足元で様々なパラメーターを変化させることが可能です。
まとめ
今回はHX STOMPで使えるオススメのエクスプレッションペダル「MeloAudio EXP-001」について解説しました!!
場所を取らないコンパクトさがメリットですが、視認性が悪くなり激しいステージングなどには向かないペダルになります。
とりあえずワウやワーミーを使いたい方や、ボリュームのオンオフをペダルでサクッと行いたい方にはピッタリでは無いでしょうか!!
筆者
参考になれば幸いです。
HX STOMPで使えるプリセット無償ダウンロードプレゼント
筆者が普段使っているオリジナルサウンドプリセットを無償でダウンロードプレゼントします!!(ダウンロードはパソコンでのみ可能です。)
ダウンロードしたファイルをHX Editにクリック&ドラッグすれば、すぐにプリセットをお使いいただけますよ!!
オリジナルプリセットをフリーダウンロードプレゼント
僕自身がエレキギターでの弾き語りで使う用に制作した、オリジナルプリセットです!!
以下のような音が出せます。(テレキャスターのフロントピックアップで演奏。)
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スナップショットチャンネル1
スナップショットチャンネル2(ソロ用にブースト)
スナップショットチャンネル3(リバースディレイ)
基本的にはディストーションに近いクランチサウンドですが、弱く弾けば煌びやかなアルペジオが出せます。
ギター本体のボリュームを絞れば、ストロークや歯切れの良いカッティングにも適した音色になりますよ!!
筆者
無償ダウンロードはこちらをクリック(ダウンロードページへ移動します。)
ダウンロード&インポート方法
ダウンロードの仕方と、ダウンロードしたファイルをご自身のHX STOMPにインポートする方法を解説します。
やり方は凄く簡単です!!
手順① ダウンロードページへ移動する。
以下をクリックしてダウンロードページへ移動してください。
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無償ダウンロードはこちらをクリック(ダウンロードページへ移動します。)
手順② パソコンにダウンロードする。
移動したダウンロードページの「SINGER ORIGINAL」のアイコンの左にある矢印マーク(ダウンロードマーク)をクリックしてください。
自動的にパソコンのダウンロードファイルへプリセットファイルがダウンロードされます。
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手順③ プリセットファイルをHX Editにインポートする。
ダウンロードしたプリセットファイルをHX Editにインポートしてください。
やり方はファイルをクリックし、HX Edit内の「New Preset」にドラッグするだけです!!
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これで完了です。
筆者
全35種類のオリジナルプリセットを販売中
フリーオリジナルプリセット以外に、全35種類の実用的なプリセットを2,980円で販売しています。
筆者
2,980円で35種類のプリセットなので、1つのプリセットあたりの価格は85円です。
筆者
以下のサンプルのような、音が鳴らせるプリセットのセットになります。
1.JM SLOW
Fender系アンプのクリーンをベースに、ブルージーなソロを弾くためのオーバードライブをセッティングしました。
2.SING CLEAN
歌モノでのストローク奏法にぴったりなクリーンサウンドです。
どクリーンではなく若干歪ませてあげることで、音の輪郭をより強く感じるようにセットアップしています。
アクセント用にトレモロもセッティングしてあります。
3.BC CLUNCH
バンドでのバッキングやオブリに使える、倍音豊かで煌びやかなサウンドになっています。
4.BUBBLE CUT
一味違ったカッティング奏法になるフェイザーサウンドです。
楽曲の雰囲気作りに最適。
5.GD DISTION
カラッとしたディストーションサウンドです。
パワーコードでガシガシ弾くと凄く気持ちいいですよ。
6.REAL TOUCH DRIVE
ピッキングに追従するドライブサウンド。
弱くピッキングすると綺麗なアルペジオを奏でられ、強くピッキングするとサスティンのあるドライブサウンドに変化します。
7.JAZZ TONE
温かみのあるジャジーなサウンドです。
落ち着いたバッキングや単音弾きに最適です。
8.BOTTOM OVER
低音に重きを置いたドライブサウンド。
9.RIFFanger
荒々しいディストーションサウンドです。
きめ細かい歪みでありながらも、リフを弾いても音が潰れないようにセッティングしてあります。
10.COMP ARPEGGIO
コンプレッサーを強くかけたクリーンサウンドです。
指弾きでアルペジオをしても、音の粒がしっかり揃うように設定してあります。
11.Deep Sea
弱いタッチでもギラギラとした響きが生まれるディストーションサウンドです。
アルペジオと無骨なバッキングの両方に対応できるサウンドになっています。
12.PROLOG COSMO
ギターの裏側でオルガンシンセのような音が響く、独特なサウンドです。
楽曲のオープニングなどで使うと、かなり良い雰囲気を作れます。
13.FUZZ OC
荒々しいファズサウンドです。
リフやソロでお使いください。
14.BEAUTY CLEAN
ピッキングのタッチが出音にも反映されるクリーンサウンドです。
コーラスエフェクトも設定してあります。
15.ROCKFANK
少し歪んだカッティングサウンドと、芯のあるリードサウンドを融合させたプリセットです。
普通のクリーンとは違い、6弦がブリブリと歪むのが肝です。
16.FINGER EDGE
指弾きに最適なドライブサウンドに設定したプリセットです。
17.MELODIC BOOST
パンクやメロコアを意識したディストーションサウンドです。
中域を強調させて、コード感を失わせないよう心がけました。
18.wave drama
浮遊感のあるトレモロサウンドです。
コンプを強めにかけてノスタルジックな音に仕上げました。
アルペジオで使うのがオススメ!!
19.Pop Drive
ポップ感のある定番的ドライブサウンドです。
幅広いジャンルに対応する標準感のあるセッティングになっています。
レスポールなどのハムバッカーで演奏するとより太い良い音に。
20.CRYSTAL BACKING
煌びやかなクランチサウンドです。
ストローク奏法でガチャガチャ弾いても、コード感は失われません。
21.WET SUSTAIN
サスティンのあるリードサウンドです。
ギターソロを弾くときにオススメ!!
22.UNIDELAY
実音と同じ音量でディレイがかかるように設定してあります。
追っかけ奏法もこのプリセットがあればすぐに演奏可能です。
23.Tiny Dancer
あえて低域を削り、チープなサウンドを作りました。
軽めのカッティングを表現したい時に効果を発揮します!!
24.Dirty blue
荒々しいブルージーなクランチサウンドです。
コードリフなどで使うのがオススメです。
25.warm finger
暖かでクリアなサウンドプリセットです。
26.SPACE ECHO
複数のディレイをセッティングした宇宙感のあるサウンドを鳴らすことができます。
特にHelixのリバースディレイは秀逸で良い音がしますよ。
27.SMALL BLUES
ブルースに最適なオーバードライブサウンドです。
程よく潰れた音になるようセッティングしてあります。
28.BRITISH DRIVE
ブリティッシュロックを意識したガレージサウンドです。
コード弾きにも、単音弾きにも対応できる音になっています。
29.CLE&CLU STROKE
ギターボーカルの方が使うことをイメージして、クリーンとクランチをワンタッチで切り替えられるようにセッティングしたプリセットです。
30.FAST CHORD
非常に立ち上がりの早い煌びやかなクランチサウンドです。
こちらは中域を削り、低域と高域が強調されています。
31.READ DISTOTION
ギターソロ用のディストーションサウンド。
音を潰しすぎないくらいの歪みに、ディレイをかけて伸びやかな音が出るようにしてあります。
32.stereo clean
ディレイとコーラスをステレオで鳴らして、心地良い浮遊感を持たせました。
広がりがある音像の中に、パキッとしたクリーンを鳴らすことの出来るプリセットです!!
33.roling stone
音がグルグルと回るっているような、飛び道具的サウンドです。
リフなどをこの音で弾くと、楽曲にかなりのアクセントを持たせることができますね!!
34.warm point
中域を強調したリード用サウンド。
激しいバンドサウンドの中でも、ギターの単音が抜けて聴こえるように調整してあります。
35.HOT CLEAN
カッティングにもストロークにも適したクリーンサウンドです。
カッティングをすれば、キレのあるサウンドに。
ストロークでは伸びやかに鳴るようにコンプをセッティングしてあります。
以上のプリセットがセットになっています。
気に入ったプリセットがあれば、ぜひ使ってみてくださいね!!
まずはこれらのプリセットを使いつつ、慣れてきたらご自身でも設定をいじってオリジナルな音を作ってみてください!!
なお、これらのプリセットはHX STOMPはもちろん、HelixやHelix LTなどのHelixシリーズの全てに対応しています。
オリジナルプリセットの購入方法
筆者のオリジナルプリセットの購入方法は以下の手順になります。
手順①: 支払いページへ移動
以下をクリックして支払いページに移動してください。
手順②: カード情報を入力
メールアドレスとクレジットカード情報を入力してください。
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手順③: 支払いボタンを押して決済
支払いボタンを押して決済してください。
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Apple Payでの電子マネー支払いも可能です。
手順④: ファイルをダウンロード
決済が完了したらダウンロードページへ移行します。
スマホで決済した場合は画面右上にあるメニューを開き、「リンクをコピー」を選択してURLを控えるようにお願いします。
ダウンロードの仕方
ダウンロードページの「すべてダウンロード」を選択してください。
ダウンロードが開始されます。(ダウンロードには時間がかかる場合があります。)
ダウンロードされたファイルは、お持ちのパソコンのダウンロードフォルダに入ります。
ダウンロードは以上の手順で行えます。
利用したいファイルをHX EDITにドラッグすれば、プリセットを使用することができます!!
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Helixシリーズ全てに使える、筆者のオリジナルプリセット(全30種セット)の購入はこちら!!
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筆者
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