そんな方はXviveのXV-U4というワイヤレスイヤモニシステムがオススメです。

XVive U4のセット内容
Xvive U4 XV-U4 IN-EAR MONITOR Wireless System
本記事ではXvive XV-U4の使い方(接続方法)やメリットデメリットをお伝えしていきます。
筆者
Contents
ワイヤレスイヤモニシステムとは
テレビやライブなどでアーティストが耳に付けている、密着型のイヤホンをイヤモニと言います。
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僕が使っているのはSHUREのSE215です。低音が少し強めなのが特徴です。
普通のイヤホンよりも、しっかりと装着できるのでライブで激しいパフォーマンスをしても簡単には取れません。
このイヤホンにPA(音響)から送られる自分の演奏や、オケの音を流してモニタリングしつつ演奏しているわけです。
そして今回レビューするXV-U4は、PAから無線でイヤモニに音を受け取るための「送信機と受信機」となります。
筆者
Xvive XV-U4の使い方
Xvive U4の内容物は以下の通りです。
- トランスミッター(送信機)
- レシーバー(受信機)
- 変換ジャック
- 充電用ケーブル
- 専用ポーチ
これに加えてイヤモニが別途必要といった形です。
送信機と受信機は非常にコンパクトなので、持ち運びがとても楽です。

手のひらに収まるサイズです。
Xvive U4の接続方法
送信機はミキサーのアウトプットやオーディオインターフェースなどのヘッドフォン端子に接続します。
ライブで使う時はPAの人に「イヤモニでお願いします。」と送信機を渡しましょう。
ヘッドフォン端子に接続したい場合は、付属の変換ジャックを使います。

ライブ配信などでイヤモニを使う時は、このようにオーディオインターフェースに接続しています。
マルチエフェクターのヘッドフォン端子に接続する場合も同様です。

ギターの音をワイヤレスでモニタリングしつつ練習できます!!
受信機にイヤモニを繋げて、電源を入れればイヤモニから音が出力されます。

イヤホンを接続して電源を入れるだけ!!
単体でレシーバーを購入すれば、最大で6チャンネルまでモニタリングを共有できます。
受信機は腰ベルトなどに装着します。

腰ベルトなどに装着できます。
以上で接続は完了です!!
筆者
音質について
音質は素直(味付けの無い)でクリアな印象です。
ワイヤレスになると音質が劣化すると考える人が多いかと思いますが、そんなことは一切感じません。
筆者
音量もかなり大きくしても歪んだりしないので、大音量のバンドでも問題なくモニタリング可能ですよ!!
ライブだと自分の音がモニタリングしにくい、ボーカルやドラマーにとてもオススメです。
Xvive U4の仕様
Xvive U4の特筆すべき仕様は以下の通りです。
- 高級感ある頑丈な筐体
- 5〜6時間の継続駆動
- 最大伝送距離約27m
- 遅延
高級感ある頑丈な筐体
Xvive U4は低価格ながら、アルミ製のしっかりとした筐体になっています。
ライブなどでの激しい仕様にも耐えられる作りです。
筆者
5〜6時間の継続駆動
フル充電からの駆動時間は5〜6時間になります。

充電は付属の二股ケーブルで同時にできます。フル充電までは2.5時間。
一度充電が切れるまで、音楽を流し続けてみましたが6時間以上持ちました。
ライブのリハーサルや本番の時間を合わせても、十分余裕のある駆動時間になります。
最大伝送距離27m
トランスミッターからレシーバーに電波を送れる距離は最大27mとなります。(環境により変動あり。)
何千人も収容できるホールなどでは少し厳しいですが、ストリートや300人キャパくらいのライブハウスであれば全然問題ありません。
筆者
ちなみに音の遅延もありません。
Xvive U4を使用するメリット
ここからはXvive U4を使うメリットをお伝えします。
- ボーカルの喉を守れる。
- 場所に左右されないモニター環境が作れる。
- 宅録でのヘッドフォンの煩わしさから解放される。
ボーカルの喉を守れる
歌を歌う人は、是非イヤモニの導入を検討してみてください。
例えばリハーサルスタジオやライブハウスで歌う際に、モニタースピーカーからの音が聞こえ辛くて力んでしまうことはないですか?
筆者
イヤモニを使えば、「自分の声が聞こえづらい。」といった不安要素を無くすことが可能です。
自分の声がしっかりモニタリング出来れば無理な力みも取れて、声帯に負担をかけずに歌うことができます。
一緒に演奏するバンドメンバーの出音や、音響さんの腕に左右されずに確実なモニタリングが可能です。
筆者
場所に左右されないモニター環境が作れる
様々なライブハウスで演奏をしていると、中にはモニタリングがしにくいライブハウスなどがあります。
筆者
イヤモニであればどんな場所であっても、ある程度は自分好みなモニター環境を作ることが可能です。
演奏のしやすさを、常に確保しておきたい人にとってもワイヤレスイヤモニシステムは有効です。
宅録でのヘッドフォンの煩わしさから解放される
僕は個人的にこの点が一番有り難かったです。
宅録をする際、ほとんどの人がヘッドフォンを使っているかと思います。

僕がメインで使っているSONY MDR-900ST。
上記のヘッドフォンをいつも使っています。
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
音は気に入っているのですが、締め付けが弱いので演奏中にズレてくることが結構あります。笑
曲によっては体を強く動かした方が、良い演奏が出来たりする場合もあるので、そういった時にワイヤレスイヤモニを使えば何も気にせず体を動かすことができます。
筆者
Xvive U4のデメリット
デメリットは以下の通りです。
- 出力がモノラル出力。
- 途切れることがある。
出力がモノラル出力
ワイヤレスイヤモニではモニター出力がモノラルになります。
空間系のエフェクトをかけたりしても、ステレオでの広がりが無いので、その点が気になる方は慣れるまでに時間がかかるかと思います。
筆者
途切れることがある
基本的には遅延やノイズ、途切れる心配はないほどに高性能です。
しかしライブハウスなど場所によっては、Wi-Fiの電波が多く飛び交っている場合もあり、その影響でノイズが乗ったり途切れる事があります。
その場合は通常のフロアモニターでのモニターに切り替えるなどして、対処する必要が出てくる可能性があることを認識しておきましょう!!
筆者
まとめ
今回はXviveのU4ワイヤレスイヤモニシステムのレビューをお送りしました。
ライブでは生楽器であるボーカルやドラムは、足元にあるフロアモニターだとモニタリングするのが難しいことがあります。
場所によってのモニタリング環境の違いが出てきて、それによって演奏のクオリティが変化してしまうのはもったいないですよね。
そんな心配を解消してくれるのが、ワイヤレスイヤモニシステムです。
筆者
ボーカルにとってはモニタリングするために無駄に大きな声を出すことも無くなり、歌いやすく喉も守ることができます。
ワイヤレスイヤモニシステムの導入を考えている人は、ぜひコンパクトで確かな性能を持っているXvive U4を使ってみてくださいね!!
以下の2点が揃えば、ワイヤレスイヤモニが使えますよ!!
Xvive U4 XV-U4 IN-EAR MONITOR Wireless System
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