指が届かない。
ちゃんと音が出ない。
上記のお悩みを持つ方にオススメの記事です。
ギター初心者が最初に覚えるコードNo.1である
Cコードの押さえ方を解説していきます。
ちょっとしたコツを掴めば
すぐに弾けるようになれますよ!
この記事を書いてるのはどんな人?
筆者
筆者の藤川翔一です!
ギター歴20年以上のシンガーソングライターです。
Cコードをたくさん使った僕のオリジナル楽曲。
「夢を見ていた 奇跡が起こっていた」
⬇︎
この記事を読んで、
サクッとCコードをマスターしてくださいね。
本記事の内容
本記事では以下の事をお伝えします。
- Cコードを押さえる3つのコツ
- Cコードをキレイに鳴らすコツ
- Cコードの押さえ方の種類
Cコードについてを完全網羅しつつ
他のコードを押さえる時にも役立つ情報になります。
練習を始める前に爪を切ろう
ギターを練習する際は
必ず爪を切っておいてくださいね。
爪が長いとどんなコードも押さえられません。
Contents
ギターのCコードの押さえ方
まずCコードを押さえるためのコツをお伝えします。
ド・ミ・ソで構成された和音のことです。
Cコードを押さえて弦を鳴らすと
各弦はド・ミ・ソのいずれかになります。
Cコードのコードフォームはこちら。
(ローコードで押さえた場合)
⬇︎
ローコードとは、
1フレットから3フレットあたりで作る
コードのことです。
- 6弦 → ミュート(鳴らさない)
- 5弦 → C (ド)
- 4弦 → E (ミ)
- 3弦 → G (ソ)
- 2弦 → C (ド)
- 1弦 → E (ミ)
筆者
構成されてますね。
Cコードの音はコチラ⬇︎
Cコードを押さえるコツは以下の3つになります。
- 指を起こさずに寝かせる
- 指の間をストレッチする
- 指板に対し斜め上に力を入れ弦を押さえる
それでは、始めていきましょう。
Cコードを押さえるコツ①: 指を起こさずに寝かせる
初心者の方は指を起こしているせいで
Cコードが押さえられない原因になっています。
親指はこんな状態になってると思います。
この押さえ方はNGです。
これだと指が思うように開かないので
フレットの近くをちゃんと押さえられない
原因になります。
一応、僕は押さえられていますが
これは指の開きが柔軟だから成せる技です。
大抵の人はちゃんと音が鳴らない、
あるいは手が凄くしんどいハズです。
筆者
手も疲れないフォームに
切り替えましょう。
真っ直ぐに起きてしまっている指を寝かせて
以下のようなフォームになるように修正します。
指が横に寝ていて、ネックをしっかりグリップし
親指も見えています。
筆者
解説しますね。
正しいフォームを作る手順
指が起きてしまっている状態から
正しいフォームへの移行の手順をお伝えします。
手順①: 手の平を前に向ける
指が起きている状態でCコードを押さえると
手の平は上、もしくは自分の方を向いています。
いったん指を離して手の平を前に向けましょう。
この時になるべく脇は広げず、
肘を上げないようにしましょう。
姿勢を正して、ネックを後ろから
前に押し出すイメージを持つといいです。
筆者
手順②: 親指をネックに引っ掛ける
次に、手の平は前に向けたまま
親指をネックに引っ掛けてください。
場所は2フレットあたりです。
前から見るとこんな感じです。
この時の手の平の接地面は以下の通り。
手の平をネックにベタっとくっつけないように
気を付けてくださいね。
手順③: コードを押さえる
親指を引っ掛けた状態から
Cコードを押さえましょう。
⬇︎
この手順でコードを押さえれば
指を寝かしての押弦が可能になります。
指先は立てるようにください。
6弦は親指で軽く触れてミュートしてください。
6弦を鳴らしてしまうと、
ルート音がE(ミ)になってしまうので
「C/E」というコードになってしまいます。
筆者
6弦は弾かないようにするか
しっかりミュートしよう。
Cコードを押さえるコツ②: 指の間をストレッチする
Cコードは指と指の間が開きやすいと
押さえやすいです。
ストレッチをしてからやってみましょう。
ストレッチの仕方は簡単。
指の間を右手でグイグイと広げます。
習慣化して普段から行うようにすると
指と指の間の開きが、かなり拡張できます。
指が開くようになると押弦がかなり楽になるので
ぜひ試してみてください!
筆者
指の開きが大切です。
Cコードを押さえるコツ③: 指板に対して斜め上に力を入れる
コードを押さえる時は
指板に対して垂直に力を入れるのではなく
斜め上に力を入れるようにしましょう。
上記画像のように垂直方向に力を入れると
指や腕に余分な力が入ってしまいます。
筆者
コードチェンジなども
やりにくくなります。
余分な力を抜いて弦を押さえるために
以下のように斜め上に力を加えましょう。
ネックに親指をぶら下げつつ
弦を少し持ち上げるイメージで押さえると
余分な力を使わずに弦を押さえることができます。
Cコードの開放弦(1弦と3弦)に
触れないようにするコツでもあるので
必ず意識するようにしてみてください!
Cコードをキレイに鳴らすコツ
次にCコードをキレイに鳴らすコツをお伝えします。
筆者
キレイなCコードを鳴らそう。
ちゃんと押さえているハズなのに
キレイに音が鳴らない人は以下を実践しましょう。
- フレットの近くを押さえる
- 各弦がちゃんと鳴るかを確認する
- 指先の皮が硬くなるまで練習する
フレットの近くを押さえる
Cコードを押さえて音を鳴らした時に
音がビビったり、ピッチが悪くなる人は
フレットの近くを押さえるように心がけましょう。
初心者の人がいきなり
フレットの近くに指を置くのは難しいです。
これは指が短いからとかではなく、
指と指の開きが足りないから。
筆者
初めはうまくいきませんが、
フレットの近くを押さえるよう心がけて
練習してみてください!
各弦がちゃんと鳴るかを確認する
Cコードを「ジャラーン」と鳴らした時に
音が詰まったりビビってしまうようなら
弦を1本ずつ弾いて原因を突き止めましょう。
特に初心者でありがちなミスは以下の通りです。
- 2弦押さえた人差し指が1弦に触れている
- 手の平が1弦に触れている
- 4弦を押さえた中指が3弦に触れている
- 指の開きが甘く人差し指が1フレットを超える
原因を突き止めればそこを改善すればいいだけです。
必ず細かくチェックしてみましょう!
指先の皮が硬くなるまで練習する
「弦を押さえる力が弱い。」と
悩んでいる人も多いかと思います。
しかしこれは繰り返し弦を押さえて
指先の皮を硬くすることで解消できます。
確実に指先の皮が硬くなってきます。
指先の皮が硬くなると、弦を押さえても痛くないので
その分ラクに押さえることができます。
筆者
上手くなります。
Cコードの押さえ方の種類
構成する音がド・ミ・ソであれば
どんな押さえ方をしてもCコードです。
つまりローコード以外にも
Cコードと呼べる押さえ方が存在します。
ここでは、ローコードと並んでよく使う
Cコードの押さえ方を2つ解説します。
Cコードパターン2の押さえ方
ローコードをパターン1として
パターン2がこちら。
⬇︎
パターン2はこんな音が鳴ります。⬇︎
響きはローコードに近いですが、
カッティング奏法をする場合に使ったりします。
この押さえ方は初心者の人には
ちょっと難しいかもしれないですが
コツを掴めば大丈夫です!
パターン2を押さえるコツ
人差し指の側面で3フレットをバレーしてください。
そして自分から見て、
手の平がネックの前に来るように
他の弦を押さえるといいですよ。
Cコードパターン3の押さえ方
パターン3は8フレットでFの形を作る押さえ方です。
パターン3の音はコチラ⬇︎
アコギの弾き語りなどではあまり使いませんが、
エレキギターのカッティング時によく使います。
この押さえ方だとトップ音(コード内の一番高い音)が
hi Cになり、とても明るいコード感になります。
筆者
曲調や奏法によって
使い分けをしましょう。
パターン3を押さえるコツ
パターン3も人差し指で全ての弦を押さえる
バレーコードになります。
バレーコードを押さえる時に重要なのは、
人差し指で全部の弦を全力で押さえないことです。
6・2・1弦以外の弦は
人差し指以外の指で押さえてるので
人差し指に無駄な力を入れる必要はありません。
この感覚を持つだけで、
かなり楽にバレーコードが押さえられるハズです。
筆者
取り組みましょうね!
Cコードについてまとめ
まとめます。
今回はCコードが上手く押さえられない方に向けて
記事を作成しました。
Cコードを押さえるコツは以下の通りです。
- 指を起こさずに寝かせる
- 指の間をストレッチする
- 指板に対し斜め上に力を入れ弦を押さえる
フォームの改善、指と指の間の柔軟性
そして弦を押さえる力の入れ方を変えると
Cコードが押さえやすくなります。
筆者
いざCコードを押さえて弾いてみたけど
上手く音が鳴らせない時は
以下のことを実践してみてくださいね。
- フレットの近くを押さえる
- 各弦がちゃんと鳴るかを確認する
- 指先の皮が硬くなるまで練習する
筆者
コードを簡単に
押さえられるようになります。
ローコードのCを押さえるのに慣れてきたら
他の押さえ方にも挑戦してみてくださいね。
演奏の幅が広がります!
筆者
語り尽くしてみた。。。
今回は以上です。