使い方は難しくない?
上記の疑問にお答えします!
この記事では初心者にオススメのコンデンサーマイク
「RODE NT1-A」についてを徹底的に解説します。
筆者
コンデンサーマイクです。
実際の音を聴きながら解説
以下のような弾き語り動画の歌を
このマイクで録音しています。
⬇︎
NT1-Aは低価格で高品質。
筆者は5年以上スタンドにつけっぱなしで
使い続けていますが今も現役です。
動画の音はエフェクトを施した音になるので
記事内ではマイクの本来の音がわかるように
加工なしの音もお伝えしながら解説します。
迷うならこのマイクを買えばオッケー
コンデンサーマイクをオススメする記事は
たくさん存在しますが、結局どれを買えば
良いのかが分からないですよね。
この記事を読めばRODEのNT1-Aがあれば
問題ないことが分かっていただけます。
筆者
接続方法なども
詳しく解説します!
ぜひ参考にしてみてください!
Contents
RODE NT1-Aについてと使うために必要なもの
NT1-Aは低価格でありながら音質も良く
耐久性も抜群。
筆者
正直、耐久性に難あり。
安く買ったもののすぐ壊れてしまっては
安物買いの銭失い状態に陥ります。
耐久性は安心して大丈夫です。
RODE NT1-Aはセット内容が充実
NT1-Aは以下のセット内容で販売されています。
- マイク本体(NT1-A)
- ショックマウント
- ポップガード
- マイクケーブル
- マイクポーチ
これらが付属しており、あとはマイクスタンドと
パソコンに接続するオーディオインターフェース
という機器があればすぐに使う事ができます。
筆者
マイク本体(NT1-A)
長期に渡り酷使してきたので、使用感はありますが
マイク部分に錆などは出ていません。
重量は320gとそこまで重くなく、扱いやすいです。
ショックマウント
ショックマウントとはマイクをマイクスタンドに
付けるための器具になります。
これを付けることで、マイクスタンドが揺れて生じる
振動音の集音を抑えてくれます。
プラスチック製ではあるものの、作りはしっかり
しています!
筆者
みられません。
ガッチリ固定!
ポップガード
ポップガードは歌う際に生じる息の音を
マイクに伝わらないようにするためのものです。
ショックマウントに取り付けます。
⬇︎
筆者
「ボッボッ」っと風の音が
集音されてしまいます。
コンデンサーマイクは通常のマイク(ダイナミックマイク)よりも
感度が高いので、ポップガードは必須の器具になります。
マイクケーブル
マイクケーブルも付属しています。
通常は別途2,000円〜3,000円で買わないといけない
ものですが、これも付いてきます。
しかも安っぽいケーブルではなく、これも5年以上
使い続けて何の不具合も出ていません。
筆者
これらの付属品が最初から付いているのは
初心者にはとても有り難いですよね。
筆者
その一人でした。
RODE NT1-Aを使うために必要なもの
次にRODE NT1-Aを使うために必要なものを
お伝えしておきます。
必要なものは以下の2点です。
- マイクスタンド
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
マイクスタンドが必要
マイクを設置するためには
マイクスタンドが必要です。
コンデンサーマイクは通常のマイクよりも
重量が重いので、安い作りのスタンドだと
その重さに耐えられず固定できません。
ある程度作りの良いスタンドを用意するのが
オススメです。
筆者
すぐにネジが甘くなります。
おすすめのマイクスタンド
TAMAというメーカーのマイクスタンドがオススメ!
オーディオインターフェースが必要
コンデンサーマイクはそのまま接続しても
音が出ません。
動作させるのに電源の供給が必要だからです。
筆者
ファンタム電源といいます。
なので、ファンタム電源機能のついた
オーディオインターフェイスが必要です。
パソコンにはマイクケーブルの端子を差し込む
部分がないので、パソコンにマイクやギターを
接続する際は必ず必要になります。
パソコンとの接続にはUSBケーブルを使います。
冒頭の歌ってみた動画の録音に使った
オーディオインターフェイスがこちら。
![RODE NT1-Aを使うために必要なもの](https://singerlabo.com/wp-content/uploads/2020/09/audiogram-1024x687.jpg)
YAMAHAのAUDIOGRAM6という機種です。
赤枠で囲ったボタンを押すと、チャンネル1に電源が
供給されます。
チャンネル1にしか供給されません。
コンデンサーマイクを2本使いたい時は電池で動く
コンデンサーマイクを使うか、電源を必要としない
ダイナミックマイク(普通のマイク)を使いましょう。
![RODE NT1-Aを使うために必要なもの](https://singerlabo.com/wp-content/uploads/2020/09/microphone-1261793_1280-1024x682.jpg)
ダイナミックマイクは電源を必要としません。
今からオーディオインターフェイスを買うなら
以下の機種がオススメです。
BEHRINGER UM2 USBオーディオインターフェイス
筆者
とりあえずコンデンサーマイクを1本使いたい人は
「BEHRINGER UM2」を使えば問題ないですよ。
ヘッドフォンが必要
音楽制作でマイクを使う場合はヘッドフォンや
イヤホンが必要です。
粗悪なものだと、せっかくのコンデンサーマイクの
モニタリングが十分に出来ないのでオススメしません。
僕が使っているヘッドフォンは
「SONY MDR-CD900ST」です。
レコーディングスタジオなどに
絶対と言っていいほど常備されている
定番のモニターヘッドフォンです。
フラットな音を聴くことができますよ。
RODE NT1-Aをパソコンに接続して使うために
必要なものを再度まとめると、以下の通りです。
- マイク本体(RODE NT1-A)
- ショックマウント
- ポップガード
- マイクケーブル
- マイクスタンド
- オーディオインターフェイス
- ヘッドフォン(イヤホン)
上の4つまではNT1-Aにセットで付いてきます。
RODE NT1-Aの接続方法
RODE NT1-Aをパソコンに接続する方法を解説します。
接続は簡単です。
以下の画像のようにパソコンとオーディオインターフェイス
そしてNT1-Aを接続するだけ。
![RODE NT1-Aの接続方法](https://singerlabo.com/wp-content/uploads/2020/09/setuzoku-1024x569.jpg)
モニター用にヘッドフォンもオーディオインターフェースに接続。
筆者
入れてくださいね。
パソコンに繋いだら「システム環境設定」の
「サウンド」を選択します。
入力と出力の設定を共に「USB Audio CODEC」
もしくはインターフェイスの名称を選択すれば
接続完了です。
![RODE NT1-Aの接続方法](https://singerlabo.com/wp-content/uploads/2020/09/yo-1024x760.jpg)
Macのサウンド設定画面
各種ソフトウェアで使用する際は、
ソフトウェアの環境設定で同じように
インターフェイスを選択しましょう。
筆者
使うことが可能です!
RODE NT1-Aはどんな音?
RODE NT1-Aの特性は伸びやかで煌びやかな
高音域を集音できるところです。
コンデンサーマイクに総じて言える事ですが、
感度が高いので細かな息遣いなども捉えてくれます。
筆者
逆に通常のマイクである、ダイナミックマイクは
ライブなどで使われることを想定しています。
その際に他の楽器の音が干渉してしまわないように
高音域を若干押さえたキャラクターになっています。
その点に着目して、この後の比較音声を
聴いてみてくださいね!
比較してRODE NT1-Aの音を確認
おすすめのコンデンサーマイクRODE NT1-Aの
音を聴いていってみましょう。
比較として定番のダイナミックマイクである
SHUREのSM57の音声も合わせて聴いてください。
![音を比較してRODE NT1-Aの良さを確認](https://singerlabo.com/wp-content/uploads/2020/09/shure_sm57fff_la.jpg)
ファンタム電源不要のダイナミックマイクです。
以下のように設置して、同時録音をしました。
SM57は感度が低いので、NT1-Aよりも
3倍ほど入力レベルを上げて音量を合わせました。
ナレーションで比較
まずはマイク本来の音を確認するために、
加工無しのナレーション音声を聴いてください。
RODE NT1-Aナレーション
⬇︎
SHURE SM57ナレーション
⬇︎
喋り声の比較だとちょっとわかりにくいかも
しれませんね。
高音部分のザラザラした質感やふくよかな低音を
NT1-Aは拾ってくれています。
加工無しの歌で比較
次に歌ってみました。
先ほどのナレーション同様、加工はしていません。
RODE NT1-A加工無しの歌
⬇︎
SM57加工無しの歌
⬇︎
加工ありの歌で比較
加工(エフェクト)をかけての比較をすると
違いがより顕著に現れます。
施したエフェクトはコンプレッサーとリバーブ、
EQで不要な低音をカットをしています。
RODE NT1-A加工ありの歌
⬇︎
SM57加工ありの歌
⬇︎
RODE NT1-Aの煌びやかさが際立ちますね。
一方SM57は声が奥まっている感じに聴こえます。
アコギの音で比較
アコギの音でも比較しましょう。
まずは加工無しの音からです。
RODE NT1-A加工無しアコギの音
⬇︎
SM57加工無しアコギの音
⬇︎
ここに加工を加えました。
コンプレッサーとリバーブ、EQでのローカットの
エフェクトを施してあります。
RODE NT1-A加工ありアコギの音
⬇︎
SM57加工ありのアコギの音
⬇︎
声よりも違いが分かりやすいですね!
明らかにRODE NT1-Aの方がアコギの音の
帯域を広く集音できています。
使ってみたら違いが分かる
実際のところ聴いてみても違いがよく分からない。
そんな方も多いかと思います。
筆者
SM57も良いマイクだなぁ。
実際に使ってみた時です。
コンデンサーマイクは自身の声の帯域を広く
集音してくれるので、ダイナミックマイクで
歌うのとでは気持ち良さが格段に違います。
ダイナミックマイクで歌を録音したりすると
自分の出て欲しい帯域が出てくれず、無理な
歌い方をしてしまったりの原因にもなります。
筆者
歌に大きく影響します。
歌っていて気持ち良いと感じることが、
良い歌を歌う条件です。
練習も楽しくなりますよ!
コンデンサーマイクの購入に迷うならRODE NT1-Aがオススメ
今回は初心者におすすめのコンデンサーマイク
RODE NT1-Aの使い方、レビューをお届けしました。
僕自身、初めてマイクを買ったのが高校1年生の時。
それまで数千円のカラオケマイクで録音していましたが
1万円ほどでSM57(ダイナミックマイク)を購入し感動。
その後このRODE NT1-Aを購入し、さらに感動。笑
それ以降「とりあえずこれで十分だな。」と感じ
長期に渡って使い続けてきました。
以下の作品の歌の録音もNT1-Aで行ってます。
これからコンデンサーマイクを買おうと思っている人に
胸を張って薦められるマイクです。
ぜひ参考にしてみてください!