そんな疑問にお応えしていきますね。
ピグノーズギターはアンプ内蔵の小型ギターです。
筆者はリビングで爪弾いたり、ギターレッスン用に使っています。
筆者
小さいけれど、レッスンなどで使えるほどの実用性を兼ね備えているギターです。
今回はピグノーズミニギターの良いところやそのサウンドについて解説していきます!!
この記事を書いているのはどんな人?
筆者
YouTubeで弾き語り動画を多数上げているので、よかったら見てみてくださいね。
これまで1万円台の安いギターから50万円台のハイエンドギターを弾いてきた僕が、お気に入りのピグノーズについてお伝えします!!
Contents
ピグノーズミニギターの良いところ
ピグノーズギターの良いところは以下の5点です。
- チューニングが安定している。
- 内蔵アンプが良く歪む。
- ヘッドフォンで練習できる。
- アンプに繋げば通常のギターとして使える。
- 小さくて手に取りやすい。
実際に音を聞いてもらいながら、解説しますね。
チューニングが安定している
ギターの一番大事なところのチューニングが非常に安定しています。
チューニングの安定しないギターや、フレットを押さえたときに正しい音程が鳴らないギターは弾いていて気持ち良くないですし、練習になりません。
筆者
大抵のミニギターはネックの長さが短いものも多く、ネックが短いとチューニングは安定しにくい傾向にあります。
しかしこのピグノーズギターはネックのスケール(長さ)が610mmで、これはフェンダーのムスタングなどと同じくらいのスケールになります。
筆者
僕が普段メインで使っているギターと比べても、あまり長さは変わりません。
ペグもノーブランドのものですが、割としっかりした作りです。
数時間弾き続けても、チューニングの狂いは少しだけでした。
下手に安物のチューニングの合わないギターを買ってしまうと、次第に弾かなくなってしまいます。
チューニングの安定するギターを使いましょう!!
内蔵アンプが良く歪む
ピグノーズギターは小型アンプが内蔵されており、別途アンプを用意しなくても手軽にエレキギターの音が楽しめます。
裏面に電池ボックスがついており、9V電池で駆動します。
弦の振動を拾って増幅させるピックアップは、ミニハムバッカーが搭載されています。
中低域がふくよかな音を出力してくれます。
どんな音が出るかを実際に演奏したものを動画にしたので、参考にしてください!!
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基本的にボリューム操作で音色を変化させていきます。
- ボリューム2〜3 → クリーン
- ボリューム4〜7 → クランチ
- ボリューム8〜10 → ディストーション
ミニギターとして有名なZO-3の通常スペック(ピグノーズと同じ価格帯)のものだと、ボリュームを上げてもあまり歪まずに音量が上がるといった感じになります。
僕は手元のボリューム操作で歪み成分が足されるのが好みなので、ピグノーズを選びました!!
ヘッドフォンで演奏できる
アウトプットジャックの隣にヘッドフォンジャックも付いています。
このヘッドフォンの音も先ほど解説した内蔵スピーカーと同じ音になります。
筆者
ボリュームをフルにすると内蔵スピーカーの音は結構大きいので、自宅で大きな音を鳴らせない人はヘッドフォンで練習するのも良いですよね。
audio-technica ヘッドホン M ATH-M30X
アンプに繋げば通常のエレキギターとして使える
アウトプットジャックからギターケーブルでアンプに繋げば、通常のエレキギターとして使用できます。
実際にアンプを鳴らした音を再現できるHX STOMPというマルチエフェクターを使って、ライン録音した音を聞いてみてください!!
ピグノーズギター クリーン
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ピグノーズギター クランチ(オーバードライブ)
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ピグノーズギター ディストーション
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僕は特にディストーションサウンドが好みです。
可愛らしい見た目や小さなボディからは想像出来ないほど、太くエグめなサウンドが出力できます。笑
今回の録音に使ったHX STOMPについては以下の記事も読んでみてくださいね。
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小さくて手に取りやすい
ミニギターなので当たり前ですが、小さくて軽く手に取りやすいです。
これもギターにとってとても大事な要素です。
自宅でソファに座りながら気軽に手に取れますし、出先に持ち出すことも簡単です。
ギターに触る頻度が高まることで、上達にも繋がります。
筆者
いつでも弾けるギターが一本あると練習や作曲もはかどり、充実感が増します。
そこにチューニングのしっかり合うギターがあると嬉しいですよね。
ピグノーズギターの悪いところ
次にデメリットについても解説します!!
僕が感じた悪いところは以下の3点です。
- 内蔵スピーカーがハウリングしやすい。
- ストラップが無いと弾きづらい。
- フレットの加工処理が甘い。
内蔵スピーカーがハウリングしやすい
ボリュームをフルにして内蔵スピーカーから音を出すと、ハウリングが起こります。
ハウリングとは「キーン」という音のことです。
筆者
なぜハウリングが起こるかというと、スピーカーとピックアップの距離が近いからです。
ピックアップが内蔵スピーカーの音を拾い続けるので、音が途切れず重複してループするためにハウリングを起こします。
内蔵スピーカー付きのギターで大きな音を出す場合は、必ず起こる現象になります。
とはいえハウリングを使ってカッコいい演奏もできるので、以下の動画を参考にしてみてください!!
⬇︎
ストラップが無いと弾きづらい
座ってピグノーズを弾く場合、ボディが小さいので持ち辛く弾きにくいです。
筆者
なのでストラップは用意した方がいいです。
おすすめのストラップはこちら。
⬇︎
アーニーボールというメーカーのストラップです。
見た目もシンプルで安く、耐久性も非常に優れています。
筆者
フレットの加工処理が甘い
〜5万円までの価格帯のギターはフレットの処理が甘いものが多いです。
筆者
フレットサイドのバリがしっかりと取りきれていなかったりする場合も多いので、演奏に支障をきたすようなら楽器店や工房などで整えてもらいましょう。
僕のピグノーズの場合は1弦側の最終フレットが指板上から少し飛び出していて、強く弾くと1弦が引っかかってしまっていました。
安いギターは加工処理の甘さがあるものが多いので、心得ておくといいですよ!!
ピグノーズギターの種類
ピグノーズのギターには様々な機種があります。
仕様によって見た目やサウンドの違いがあるので、解説していきますね!!
PGG-200
現在販売されている基本モデルのPGG-200。
筆者が所有し、今回の記事の内容にあるのがこのモデルです。
ピックアップはシングルコイル型のミニハムバッカーで太く、甘い音が特徴です。
筆者
Pignose/ピグノーズ PGG-200 BK/Black
Pignose/ピグノーズ PGG-200 MBL/Metallic Blue
PGG-200MH STBR
基本的にはPGG-200と同じ仕様ですが、ボディ材がこちらはマホガニーです。(PGG-200はバスウッド)
ピックアップはミニハムではなく、リップスティックピックアップになります。
ミニハムに比べてパワーは劣りますが、カラッとした高音が際立つサウンドです。
筆者
リップスティックピックアップは低出力なので、しっかりと歪ませて使いたい人には少し物足りないかもしれません。
Pignose PGG-200MH ヘッドホン付 アンプ内蔵エレキギター
PGG-200FM
ボディトップにフレイムメイプル材が貼られた仕様です。
その他はPGG-200と同じです。
虎目の入った見た目が高級感を漂わせています。
ボディトップ材がフレイムメイプルなので、PGG-200よりもサウンドがより明瞭になる感じです。
筆者
PGG-259
PGG-200は指板材がテックウッドなのに対し、こちらはローズウッドになっています。
ハードウェアがゴールドで統一され、ボディとネックにバインディングが施されており高級感がありますね。
筆者
可愛らしいピグノーズとは反対に、男らしい見た目になっています。
Pignose/ピグノーズ PGG-259 BK/Black
PGB-200
ベース版ピグノーズです。
筆者
まとめ
今回はピグノーズミニギターについて解説しました。
もともと僕は安いミニギターはチューニングが不安定だという印象を持っていましが、ピグノーズはチューニングや押弦した時のピッチが安定していてビックリしました。
今では自宅で頻繁に手に取って練習や作曲、レッスンなどで頻繁に活用しています。
筆者
持っていると日常が楽しくなるギターです。
参考にしてみてくださいね!!
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